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映画の話

BS1「キューブリックが語るキューブリック」

海外の優れたドキュメンタリー番組を紹介するBS1『BS世界のドキュメンタリー』で、鬼才スタンリー・キューブリック監督に迫った『キューブリックが語るキューブリック』( Kubrick by Kubrick 、フランス・ポーランド共同制作)を放送。

ハリウッドの迷宮入り事件

ドロドロとした欲望が渦巻くハリウッドで起きた未解決事件を扱った、ジョン・オースティン著『ハリウッド 葬られた真実』。その中からジーン・スパングラー失踪事件、セルマ・トッドの不明な事故死、悲惨な猟奇殺人「ブラック・ダリア事件」の3つを紹介。

BS1スペシャル「黒澤 明映画はこうして作られた」

黒澤映画の制作現場を捉えた貴重な記録映像と、録音テープや台本などの秘蔵資料に加え、出演者や関係者の証言をもとに黒沢監督の映画に迫ったNHK BS1のドキュメンタリー番組、『黒沢 明映画はこうして作られた 証言秘蔵資料からよみがえる制作現場』

日本初の総天然色映画「カルメン故郷に帰る」

日本で最初の国産長編カラー作品。監督を務めたのは、戦後の映画界で黒澤明と並ぶ両輪と呼ばれた名匠・木下惠介。陽気なストリッパー “カルメン” の里帰りが呼び起こす大騒動が、雄大な浅間山麓を舞台に繰り広げられる喜劇映画で批評・興行ともに成功した。

アナザーストーリーズ「大島渚 ”最前線” の戦い」

松竹ヌーベルバーグの旗手として映画界に登場。以降、革命児として衝撃の問題作を次々に世へ送り出し、世界にも名を知られた大島渚監督。そんな ”最前線” に生きる戦いを、彼をよく知る小山明子、崔洋一、北野武らが作品映像や資料映像とともに熱く語る。

83年の大ヒット映画「南極物語」

南極に残されたカラフト犬・タロとジロの2頭が、1年間を生き延びて南極観測隊員と再会するという、実話をもとにした感動の動物映画。フジテレビ、学研研究社、蔵原プロダクションの共同製作でつくられ、日本ヘラルドと東宝が配給を担当。フジサンケイ・・・

フランシス・フォード・コッポラ「地獄の黙示録」

ジョセフ・コンラッドの『闇の奥』を原作としてベトナム戦争に舞台を移し、人間の闇と戦場の狂気を浮かび上がらせようとした意欲作。映画全編に渉ってコッポラ独特の映像美で彩られており、叙情詩的なものを感じさせる戦争映画だ。主演はマーティン・シーン。

スピルバーグ「プライベート・ライアン」

スピルバーグの監督歴も今年で45年。テレビドラマの演出歴も合わせればもう50年近いが、この間ずっと一線級の監督であり続けたのは驚異的なことだ。もちろんそれは、永遠の映画小僧・スピルバーグが絶えず映画製作の情熱を持ち続けているからだが、・・・

市川崑監督「東京オリンピック」

政府の肝いりで進められ、1965年に公開された記録映画。その作家性の高い内容で「芸術か記録か」という論争を呼ぶが、公開されると観客動員数1950万人の大ヒットを記録する。もし単なる記録映画だったら、これだけの観客を惹き付けることは出来・・・

「シザーハンズ」 ティム・バートン監督とジョニー・デップ

異端者として扱われる者の疎外感や実らぬ恋を異端の感性と哀調で描いたオリジナルストーリーによるおとぎ話。バートン監督が自信の姿を投影、切なく美しい物語が今でもファンに愛される名作だ。この作品でバートン監督とジョニー・デップが出逢うことになる。

1959年版「ベン・ハー」

ルー・ウォルスの同名小説を原作としたスペクタル史劇。サイレント時代の1907年版と1925年版に続き3度目となる映画化。70ミリフィルムによる212分の超大作、当時破格となる制作費1500万ドルが投じられ出演したエキストラも5万人に及んだ。

原一男監督「ゆきゆきて、神軍」

「神軍平等兵」を名乗る過激な運動家・奥崎謙三が、太平洋戦争中に起きた事件を巡り、関係者を一人一人訪ね歩いて、その責任を執拗に問い詰めていく様を追ったドキュメンタリー作品。監督は『全身小説家』の原一男、最初企画は今村昌平監督に持ち込まれた・・