サイレントノイズ・スタジアム

サッカーの歴史や人物について

フランス / スイス

《サッカー人物伝》ダビド・トレゼゲ(フランス)

左右両足で正確に標的を捉えるシュートスキルを持ち、ペナルティーエリア内を主戦場とした生粋のゴールハンター。長身を活かしたパワースタイルを持ち味とし得意のヘディングでは無類の強さを発揮。世界屈指のストライカーとして「ダビデ王」の異名を取った。

《サッカー人物伝》ディディエ・デシャン(フランス)

目を見張るほどのテクニックはないが、状況判断に優れた中盤のキーマン。「マラソンマン」と呼ばれる無尽蔵のスタミナを武器とし精力的かつ献身的な働きで攻守の繋ぎ役となった。その秀でたリーダーシップでチームに多くの栄光を呼び込んだフランスの名選手。

《サッカー人物伝》ティエリ・アンリ(フランス)

爆発的なスピードで相手DFを置き去りにし、抜群の決定力でゴールを量産したフランスの名選手。卓越した得点能力に加え、的確な状況判断で多くのアシストを記録。何拍子も揃った攻撃能力で一時代を築いた不世出のストライカー。黄金期のアーセナルで輝いた。

《サッカー人物伝》ユーリ・ジョルカエフ(フランス)

的確な状況判断と優れたパスワークでゲームを組み立てながら自らもアタッカーとして果敢にゴールを狙った攻撃的MF。得意のドリブルで守備網を切り裂き、鋭く曲がるシュートと爬虫類のような眼光から「スネーク」の異名で呼ばれた。W杯とユーロ優勝に貢献。

《サッカー人物伝》パトリック・ヴィエラ(フランス)

192㎝の高さと手足の長いリーチ、強靱なフィジカルで中盤に立ちはだかった守備的MF。抜群の身体能力で相手の攻撃を止め正確な配給で前線へと展開。またダイナミックな攻め上がりから自らも得点を決めた世界最高のボランチ。アーセナルで活躍した。

《サッカー人物伝》クロード・マケレレ(フランス)

小柄ながら驚異的な守備能力と無尽蔵のスタミナで2人分の仕事をこなしたスーパーボランチ。献身的な働きで広大なスペースをカバー、ボール奪取の名手として攻撃の芽を摘みながらゲームを展開するパス精度の高さも備えていた。チームの黒子役に徹した名選手。

《サッカー人物伝》リリアン・テュラム(フランス)

本職のセンターバックだけではなく、右サイドバックとしてもハイレベル。インテリジェンス、身体能力、技術といった要素を高い次元で兼ね備えた世界最高のディフェンダー。パルマとユベントスで活躍し、代表では98年W杯優勝、ユーロ2000優勝に貢献した。

《サッカー人物伝》ステファン・シャプイサ(スイス)

抜群のスピードを誇り重戦車さながらの強引なドリブル突破も迫力満点。左足から強烈なシュートを放ち、多くのゴールを生み出してきたスイスの点取り屋。ボルシア・ドルトムントのエース・ストライカーとして90年代に活躍。ブンデスリーガ連覇、チャンピオン…

《サッカー人物伝》アラン・ジレスとジャン・ティガナ(フランス)

80年代フランスの黄金期を築いた、「魔法陣」による魅惑的な中盤。プラティニの技術とファンタジー、ジレスの配球とインスピレーション、ティガナの運動量と戦術眼で生み出される華麗なパスワークは、「シャンパン・サッカー」と称えられ、数々の名勝負を演…

《サッカー人物伝》マルセロ・デサイー(フランス)

抜群の運動能力と技術、戦術眼を持ち合わせ、最終ラインの壁となった。強靱なフィジカルを生かした守備能力の高さで「ザ・ロック」と呼ばれたフランスのディフェンダー。代表で98年W杯とユーロ2000優勝に貢献。マルセイユとミランではCLを制覇した。

《サッカー人物伝》ジネディーヌ・ジダン ー後編ー(フランス)

レアル「銀河系軍団」の一員となったジダンは、初のチャンピオンズリーグ優勝タイトルを獲得。選手の絶頂期を迎えるが、日韓W杯は屈辱の結果に終わってしまう。一時代表を退くも、ドイツWで復帰。決勝まで勝ち上がるが、頭突きによる退場処分で終幕となった。

《サッカー人物伝》ジネディーヌ・ジダン ー前編ー(フランス)

強靭なフィジカルと抜群のテクニック、高い戦術眼にシュート力も兼ね備え、現代サッカーで必要とされるあらゆる要素を最高レベルで体現したゲームメーカー。“マルセイユ・ルーレット" が代名詞、多くの共通点から「プラティニの後継者」「新将軍」と呼ばれた…

《サッカー人物伝》ジャン=ピエール・パパン(フランス)

決して大柄ではないが、鋭いダッシュと抜群のジャンプ力を生かしたヘディングでゴールを量産。その右足から放たれる正確かつ強烈なシュートで「高性能爆撃機」の異名を持つFW。91年にはバロンドール賞に輝き、フランス史上最高のストライカーと呼ばれている。

《サッカー人物伝》レイモン・コパ(フランス)

足元に吸い付くようなボールタッチと計算された組み立てで攻撃をリードしたフランスの司令塔。小柄な体を生かした機敏なフェイントで相手をかわし、ドリブルからのスルーパスでチャンスを創出した。フィールドの戦略家として「ナポレオン」の異名で呼ばれた。

58年W杯得点王 ジュスト・フォンティーヌさん死去

W杯得点王で1大会の最多得点記録を持つフランスサッカー界のレジェンド、ジュスト・フォンティーヌさんが死去したことが、1日に仏メディアから伝えられた。享年89歳。フォンティーヌさんは唯一のW杯出場となった58年スウェーデン大会で、2回の・・・

《サッカー人物伝》ミシェル・プラティニ(フランス)

長短のパスでリズムをつくり、広い視野と一瞬の判断力で好機を演出。“プラトッシュ” と恐れられる芸術的なフリーキックを代名詞とし、自らも多くの得点を奪った。そのエレガントなプレーで、フランス代表やユベントスで活躍。バロンドールを3度受賞した。

《サッカー人物伝》エリック・カントナ(フランス)

強靱な肉体とテクニック、そして独特のインスピレーションを持ち、ストライカーとしてもチャンスメーカーとしてもハイレベルなプレーを披露した。フィールド上での絶対的な存在感を備えゲームを支配する力と悠然と振る舞う姿から「キング」と呼ばれ活躍。