サイレントノイズ・スタジアム

サッカーの歴史や人物について

【 サッカー人 】

《サッカー人物伝》ロビーニョ(ブラジル)

”ペダラータ”と呼ばれる高速シザーズを駆使し、寄せてくる相手を眩惑。変幻自在の足技で相手DFを手玉にとり「ドリブルキング」と呼ばれた。小柄ながらフィジカルは強く、敵を引きつけてのパスでチャンスを演出。観る者を魅了し「新しいペレ」と称された。

《サッカー人物伝》ソル・キャンベル(イングランド)

屈強な肉体と高い身体能力を誇り果敢なタックルで攻防戦を制したセンターバック。ポジショニングセンスに優れ、いかつい身体に似合わず動きも敏捷。高さとパワーを活かしたヘディングは攻守に威力を発揮した。2000年代前半のアーセナル黄金期で活躍した。

《サッカー人物伝》ジェンナーロ・ガットゥーゾ(イタリア)

無尽蔵のスタミナと容赦ないハードタックルを武器とし、ピンチの芽を潰しにかかった守備的MF。高いテクニックがあったわけではないが、献身的なハードワークで攻守に存在感を発揮した。闘争心を剥き出しにして誰彼なく吠えかかる姿から「闘犬」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ダビド・トレゼゲ(フランス)

左右両足で正確に標的を捉えるシュートスキルを持ち、ペナルティーエリア内を主戦場とした生粋のゴールハンター。長身を活かしたパワースタイルを持ち味とし得意のヘディングでは無類の強さを発揮。世界屈指のストライカーとして「ダビデ王」の異名を取った。

《サッカー人物伝》イケル・カシージャス(スペイン)

超人的な反射神経と俊敏な動きで数々のビッグセーブを生み出してきたスペインの絶対的守護神。驚異の瞬発力で至近距離のシュートを止め、ダイナミックな飛び出して1対1の場面を制圧。GKとしては小柄だが神業のようなプレーで「サン・イケル」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》クラウディオ・ロペス(アルゼンチン)

風を切り裂く速さでピッチを駆け上がり、精度の高いクロスと豪快な左足シュートで勝利を呼び込んだ。ストライカー、セカンドトップ、ウィングと幅広くこなせる攻撃スタイルを持ちポジショニングの上手さと抜け目ない動きでゴールを奪った。バレンシアで活躍。

《サッカー人物伝》フィリップ・ラーム(ドイツ)

170㎝と小柄ながらスピード、テクニック、スタミナに優れ、正確なタックルで鮮やかにボールを奪った。秀でたインテリジェンスで攻守の要となり、機を見たオーバーラップで攻撃参加。高い精度のクロスでチャンスを作り、世界屈指のサイドバックと呼ばれた。

《サッカー人物伝》アリエン・ロッベン(オランダ)

電光石火のドルブルでサイドを切り裂き、相手DFを混乱に陥れた爆速ウィンガー。一気の縦突破から中央へ鋭くカットインし、左足から放たれる正確無比のシュートでゴールを奪った。あまたの名将に重用され、幾多のタイトルに輝いたオランダ最高のアタッカー。

《サッカー人物伝》ウェイン・ルーニー(イングランド)

スピード、パワー、テクニック、運動量とすべてに秀でた万能ストライカー。高い決定力と献身性を備え、チームを勝利に導いた。またパスセンスにも優れ、チャンスを見極める戦術眼も確か。現代プレミアリーグを代表するフォワードとして活躍したマンUの怪童。

元西ドイツ代表DF アンドレアス・ブレーメ死去

20日、元西ドイツ代表DFで90年W杯優勝メンバーのアンドレアス・ブレーメさんが、心不全によりミュンヘンで急死したことが同氏のパートナーを通じて伝えられた。享年63歳。現役時代のブレーメさんはプレースキックの名手として活躍。ドイツの強豪‥・

《サッカー人物伝》アレッサンドロ・ネスタ(イタリア)

均整のとれた体格に、オールラウンドな能力を兼ね備えた世界最高峰のCB。空中戦でもフィールドでも1対1に絶対的な強さを誇り、切れ味鋭くボールを刈り取るスライディングはもはや名人芸。相手の攻撃をことごとく打ち返し「イタリアの防波堤」と呼ばれた。

高校サッカー界の名将 小嶺忠敏監督 死去

全国選手権優勝6回など高校サッカー界の名将として知られた小嶺忠敏さんが、肝不全により長崎市内の病院で死去した。享年76歳だった。その50年あまりの指導の中で、大久保嘉人、高木琢也、三浦淳寛、永井英樹、勝矢寿延、徳永悠平、平山相太ら代表級・・

《サッカー人物伝》マリオ・コルナ(ポルトガル)

疲れを知らない運動量とエレガントなテクニックを備え、司令塔としてチームを牽引した名選手。また左足による強烈なシュートを持ち、重要な場面でゴールを決めた。キャプテンとしての資質にも優れフィールドを支配する存在感から「聖なる怪物」と畏怖された。

《サッカー人物伝》マルク・オーフェルマルス(オランダ)

自慢の快速を飛ばし俊敏な抜け出しから精度の高いクロスを送ったオランダのウィンガー。左右両足を使い得点能力も高く、中央に切れ込んでのシュートも得意とした。サイドを疾走する姿から「ロードランナー」の異名で呼ばれる。アヤックスやアーセナルで活躍。

《サッカー人物伝》ギオルゴス・カラグーニス(ギリシャ)

抜群のスタミナとスピードを備え、ピッチをエネルギッシュに走り回ったセントラルMF。正確なキックと果敢なドリブルで攻撃をリードするだけでなく、精力的な働きで守備をカバーした。ギリシャ堅守速攻戦術の要として、母国をユーロ04初優勝の快挙に導く。

《サッカー人物伝》レオナルド・アラウージョ(ブラジル)

華麗なテクニックと創造性あふれるプレーで活躍。中盤でゲームメーカーを務めるほか、得点力にスピードも備えてセカンドトップや左ウィング、サイドバックもこなした攻撃のマルチプレーヤー。その端正なルックスとエレガントなプレーで「貴公子」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》トマーシュ・ロシツキー(チェコ)

ビロードのような繊細なタッチと、アウトサイドを多用したダイレクトパスで中盤を支配したプレーメーカー。華麗なドリブルで相手をかわし、豊富な運動量で守備にも貢献した。クラッシックを奏でるような優雅なプレーから「リトル・モーツァルト」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》フレドリック・ユングベリ(スェーデン)

圧倒的な加速力を活かしたドリブル突破を持ち味とし、決定力の高さでFWもこなした攻撃のユーティリティープレーヤー。縦横無尽にピッチを駆け回り、アグレッシブな働きで局面を打開。何拍子も揃った攻撃の選手として「世界最高峰のアタッカー」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》エルナン・クレスポ(アルゼンチン)

シャープな動きから相手を一瞬にして置き去りにし、鋭い得点感覚でゴールを陥れたCF。オフ・ザ・ボールのプレーにも優れ味方のチャンスを引き出した。高い精度を誇る左右のキックを持ち、多彩な得点パターンで観客を魅了し「ゴールエリアの鷲」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》カルレス・プジョル(スペイン)

「バルサ永遠のカピタン」 DFとしてさほどの高さはないが、空中戦や1対1に強く、泥臭いまでの守備で相手のチャンスを潰した。そのタフネスと魂のプレー、クリーンなファイトスタイルで誰からもリスペクトされ、「バルサ永遠のカピタン(キャプテン)」と呼ば…

《サッカー人物伝》リオ・ファーディナンド(イングランド)

恵まれたフィジカルと運動能力を持つだけでなく、危機察知能力と駆け引きにも優れ、果敢なビルドアップで攻撃の起点にもなった万能型のセンターバック。無骨な英国DFでは珍しいエレガントさを備えて、「イングランド史上最高のディフェンダー」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ミロスラフ・クローゼ(ドイツ)

「4年にいちど 世界で輝く男」 ポジショニングの上手さと絶妙な動き出しからいち早くボールを捉え、抜群のヘディングスキルで得点を量産したセンターフォワード。フィジカルを活かしたボールキープにも優れ、ポストプレーでチャンスも作った。またピッチ上で…

《サッカー人物伝》ディディエ・デシャン(フランス)

目を見張るほどのテクニックはないが、状況判断に優れた中盤のキーマン。「マラソンマン」と呼ばれる無尽蔵のスタミナを武器とし精力的かつ献身的な働きで攻守の繋ぎ役となった。その秀でたリーダーシップでチームに多くの栄光を呼び込んだフランスの名選手。

《サッカー人物伝》ディディエ・ドログバ(コートジボワール)

怪物級のパワーで立ち塞がる敵をなぎ倒し、驚異の身体能力による力技でゴールをこじ開けたフィジカルモンスター。またインテリジェンスにも優れオフ・ザ・ボールの動きで味方のチャンスを作るなど、柔軟兼ね備えたコートジボワールのFW。チェルシーで活躍。

《サッカー人物伝》フランチェスコ・トッティ(イタリア)

抜群のテクニックと強靱なフィジカルを備え、イマジネーション溢れるパスでチャンスを演出しながら自らもゴールを奪った万能型の10番。生まれ故郷のローマでキャリアを貫き、彫刻のような肉体と端正な容姿で「王子」と称された。06年のW杯優勝にも貢献。

《サッカー人物伝》ランドン・ドノバン(アメリカ)

スピード溢れるドリブル突破を持ち味とし、豊富なスタミナと優れたスキルを備えたワイドアタッカー。攻撃のポジションならどこでもこなしチャンスを活かす勝負強さから「アメリカン・ヒーロー」と呼ばれた。3度出場したW杯で活躍したアメリカのレジェンド。

《サッカー人物伝》ヨン=ダール・トマソン(デンマーク)

絶妙なポジショニングとシャープな動きから素早く抜け出し、高い決定力でゴールを奪い取ったシャドーストライカー。また豊富な運動量とDFを引きつける動きで味方のスペースを作るなど、献身的なプレーでチームを支えた。オランダのフェイエノールトで活躍。

《サッカー人物伝》ディエゴ・フォルラン(ウルグアイ)

アグレッシブな動きで得点機を生み出し、天性の嗅覚と秀でたセンスでゴールを量産したウルグアイのエース。左右両足で強烈なシュートを叩き込み、一瞬のひらめきによるチャンスメイクも一級品。10年W杯はMVPと得点王の活躍でチームをベスト4に導いた。

《サッカー人物伝》クルト・ハムリン(スウェーデン)

169㎝と小柄ながら当たりに強く、爆発的な加速力で相手DFを置き去りにした。「北欧の韋駄天」と呼ばれる俊足でサイドを突破し、鋭い得点感覚も備えて勝利に貢献。ドルブルの名手として、スタンリー・マシューズ、ガリンシャと並び称された右ウィンガー。

《サッカー人物伝》エリアス・フィゲロア(チリ)

屈強な体と高い身体能力を誇り、空中戦やボール奪取にも抜群の強さを発揮したCB。エレガントなスタイルとリーダシップでDFラインを統率し、後方からのビルドアップにも重要な役割を担った。卓越した守備力で「南米史上最高のセンターバック」と呼ばれた。