サイレントノイズ・スタジアム

サッカーの歴史や人物について

アジア・アフリカ

《サッカー人物伝》ディディエ・ドログバ(コートジボワール)

怪物級のパワーで立ち塞がる敵をなぎ倒し、驚異の身体能力による力技でゴールをこじ開けたフィジカルモンスター。またインテリジェンスにも優れオフ・ザ・ボールの動きで味方のチャンスを作るなど、柔軟兼ね備えたコートジボワールのFW。チェルシーで活躍。

《サッカー人物伝》サミュエル・エトー(カメルーン)

アフリカ選手特有のポテンシャルを活かし、抜群のスプリント能力でDF裏へ抜け出した。軽快なフットワークとボール扱いの巧みさ、高い決定力で得点を量産するだけでなく、豊富な運動量とオフ・ザ・ボールの動きでチャンスを創出。「黒い宝石」の異名を持つ。

《サッカー人物伝》ムスタファ・ハッジ(モロッコ)

卓越した戦術眼を持ち、相手の意表を突くスルーパスを持ち味としたモロッコのゲームメイカー。破壊力あるドリブル、優れたパスセンス、芸術的なシュートと、技の切れ味はどれを取っても一級品。そのエレガントなプレーから「ロレーヌの真珠」の異名を持つ。

《サッカー人物伝》アリ・ダエイ(イラン)

192㎝の長身を活かした高い打点からのヘディングで、「ペルシアン・タワー」の異名をとったイランの大砲。また左右どちらの足でも強いシュートを放ち、多彩な得点パターンでゴールを量産したアジア最高のストライカー。国際Aマッチで109ゴールを記録。

《サッカー人物伝》エル = ハッジ・ディウフ(セネガル)

日韓W杯の開幕戦では初出場セネガルが前大会王者フランスを下すという世紀の大金星を演出。ゴールこそなかったが攻撃の先鋒としてチームを牽引し、ベスト8進出の立役者となって世界に名を轟かせた。その一方、粗野な言動で「シリアル・キラー」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》オーガスティン・オコチャ(ナイジェリア)

「ジェイ ジェイのダンス」 驚異的な身体能力が生み出す変幻自在のプレーで、見る者を魅了したナイジェリアのスタープレーヤー。左右の足から放つ強烈なシュートに加え、得点に結びつくパスセンスにも長けた攻撃のアーティストが、オーガスティン・“ジェイ …

《サッカー人物伝》洪 明甫(大韓民国)

体格に恵まれたディフェンダーながら足元の技術も持ち合わせ、優れたリーダーシップと的確な状況判断でチームを統率。攻撃参加にも非凡な才を見せ「アジア最高のリベロ」と呼ばれた。02年日韓W杯ではキャプテンとしてチームを牽引、ベスト4入りに貢献した。

《サッカー人物伝》サイード・オワイラン(サウジアラビア)

巨体を揺らしながらゴールに迫る姿は迫力満点。得点力だけではなく人を使うセンスにも長けていた。GKアルディアイエとともにアジア勢としては2度目となるワールドカップ・グループリーグ突破の立役者となり、同年のアジア年間最優秀選手賞に選ばれている。

《サッカー人物伝》ヌワンコ・カヌー(ナイジェリア)

197㎝80㎏という細身の長身ながら、柔らかいボールタッチと独特のリズムで相手DFを翻弄。トリッキーなプレーで多くのゴールを生み出したナイジェリアのストライカー。金メダルを獲得したアトランタ五輪ではエース兼キャプテンとしてチームを牽引する。

《サッカー人物伝》パトリック・エムボマ(カメルーン)

しなやかな身のこなしから、的確にゴールを捕らえる動きはまさに黒豹。抜群の身体能力と強いフィジカル、そしてテクニックの高さを備え、異次元のプレーで得点を量産したカメルーンのFW。Wカップには2度出場、シドニー五輪では金メダル獲得の立役者となる。

《サッカー人物伝》朴 智星(大韓民国)

攻撃に守備にとマルチな才能を発揮、パワー・エンジンと呼ばれる活発な運動量でチームを支えた。02年のWカップ・日韓大会では、右ウィングからの突破でベスト4入りした韓国の攻撃陣を牽引し、マンチェスターUでは献身的な働きで縁の下の力持ちとなった。

《サッカー人物伝》ロジェ・ミラ(カメルーン)

90年イタリアW杯でカメルーンのアフリカ勢初となるベスト8進出に大きく貢献。38の年齢を感じさせない俊敏さと抜け目のなさで貴重なゴールを叩き出し、喜びの “マコサ・ダンス” でセンセーションを巻き起こして「コーナーフラッグの王」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ジョージ・ウェア(リベリア)

抜群の身体能力に加え、優れたテクニックや戦術眼も備えたストライカー。FWだけでなく、ゲームメーカーやリベロもこなす万能ぶりで活躍した。その破壊的なパワーと常人離れした突破力で「リベリアの怪人」と呼ばれた。アフリカ人で初のバロンドールを受賞。