2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
スピード、パワー、テクニック、運動量とすべてに秀でた万能ストライカー。高い決定力と献身性を備え、チームを勝利に導いた。またパスセンスにも優れ、チャンスを見極める戦術眼も確か。現代プレミアリーグを代表するフォワードとして活躍したマンUの怪童。
20日、元西ドイツ代表DFで90年W杯優勝メンバーのアンドレアス・ブレーメさんが、心不全によりミュンヘンで急死したことが同氏のパートナーを通じて伝えられた。享年63歳。現役時代のブレーメさんはプレースキックの名手として活躍。ドイツの強豪‥・
陰影を帯びた美しいマスクと、知性に裏付けられた確かな演技力。そのナイーブな佇まいに、危うさの魅力で観客を惹きつけた。その一方、周りに酌みしない反骨心を持ち、同年代のマーロン・ブランド、ジェームズ・ディーンとともに「反逆のスター」と呼ばれた。
均整のとれた体格に、オールラウンドな能力を兼ね備えた世界最高峰のCB。空中戦でもフィールドでも1対1に絶対的な強さを誇り、切れ味鋭くボールを刈り取るスライディングはもはや名人芸。相手の攻撃をことごとく打ち返し「イタリアの防波堤」と呼ばれた。
たぐいまれな美貌とファム・ファタールな魅力で殿方を虜にし、40~50年代ハリウッドで活躍した女優のラナ・ターナー。複雑な家庭環境で育ちながら、スカウトされて映画界入り。胸を強調したタイトなニット姿で「セーター・ガール」と呼ばれて注目を・・・
1920年代のサイレント映画全盛期に、エキゾチックな美貌で一世を風靡したハリウッドスター、ルドフル・ヴァレンティノ。その臭い立つようなエロチズムは世の女性たちを虜にし、「大いなる恋人」と呼ばれた。だが彼が銀幕で輝いた期間は5年と短く、・・・
少女役で主演したミュージカルの名作『オズの魔法使』で大人気を博し、小柄な身体から発せられるボリューム豊かな歌唱力で一時代を築いたのが、ハリウッド女優で歌手のジュディ・ガーランド。だがその華やかなキャリアとは裏腹に、彼女の人生は薬物中毒・・・
1985年10月の初旬、ハリウッドを代表する二枚目スターとして知られたロック・ハドソンの訃報が伝えられた。死因はエイズからの合併症による衰弱死で、まだ59歳という若さだった。人気映画スターが同性愛者だった驚きとともに、有名人として最初の・・
1981年11月下旬、『理由なき反抗』『ウェスト・サイド物語』『草原の輝き』などの名作で知られるスター女優、ナタリー・ウッドの事故死が突然の訃報として世界を駆け巡った。ナタリーは映画『ブレインストーム』の撮影中、感謝祭の週末に出かけた・・・
“スリーピング・アイ” と呼ばれる眠たげな目と、たくましい体格が印象的なロバート・ミッチャム。クールなタフガイとしてアクション映画で鳴らし、熟年期に入ってからは演技派へ転身。戦後のハリウッドで異彩を放った人気俳優。代表作は『眼下の敵』など。
第二次世界大戦中、ベティ・グレイブルと並ぶピンナップ・ガールとして一世を風靡したリタ・ヘイワース。『ショーシャンクの空に』の中では、刑務所で上映される映画『ギルダ』(46年、チャールズ・ヴィダー監督)に登場。彼女のポスターが脱獄の道具・・・
ハリウッドでギャング映画がさかんに作られるようになったのは、1920年代の後半。27年公開『暗黒街』(ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督)がその走りとされている。当時、禁酒法の網の目をかいくぐって犯罪組織が急成長、アル・カポネのような・・・
ハリウッドの1920年代、そのゴージャスな佇まいと強烈な個性、官能的な妖しさでサイレント映画の女王として輝いた大女優。トーキー時代に入り勢いを失うが、51歳で主演したビリー・ワイルダー監督の『サンセット大通り』(50年)で、見事に復活する。
明治時代の終わりに単身アメリカへ渡り創生期ハリウッドのサイレント映画でデビュー。1915年に出演した『チート』では、悪役ながらエキゾチックな表情で米国女性を悩殺した。戦後の『戦場にかける橋』では日本軍将校を演じ、アカデミー助演賞候補となる。
黒髪の東洋的な美貌と幅広い演技で、ハリウッドの代表的女優となった。長い下積み時代を経て、初のメジャー出演作『聖処女』でいきなりアカデミー主演女優賞に輝き、大製作者セルズニックの庇護のもと、『黄昏』『終着駅』『慕情』などの名作で輝きを見せた。
『飢餓海峡』『神々の深き欲望』『復讐するは我にあり』等の映画で迫真の演技を見せる一方、人気コメディシリーズ『釣りバカ日誌』では好々爺の社長を演じるなど、幅広い役柄をこなした個性派俳優。その徹底した役作りと憑依の凄ましさで「怪優」と称される。
米アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされること14回、そのうち4度受賞を果たしたアメリカ映画界きっての名女優。いわゆるハリウッドの典型的美女ではないが、抜群の演技力と聡明さを感じさせる佇まいで独自の個性を発揮。生涯誇り高き女性を演じ続けた。
アメリカのバラエティー番組『サタデー・ナイト・ライブ』や、映画の『アニマル・ハウス』などで人気を博しアメリカのコメディに革命を起こした。盟友エイクロイドとのコンビで後に映画化されたバンド “ブルース・ブラザース” でも音楽の才能を発揮した。
赤毛のキュートな童顔に色気を漂わせるその流し目。健康的でセクシーな魅力で人気を博した。『あれ( It )』で、当時の流行りとなった「フラッパーガール(奔放な現代娘)」を魅力的に演じて大ヒット。“イット・ガール” と呼ばれて時代の寵児となった。
「ニュー・ジャーマン・シネマ」の中で、最もアナーキーで精力的で毀誉褒貶の激しかった監督がライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。その生き様は心臓発作により37歳の若さで急死するまで、自分で自分を死に追い込んでゆく破滅的なエネルギーで溢れていた。
神秘のベールに閉ざされた北欧の美女、グレタ・ガルボ。彼女がスクリーンで浮かべる面持ちは、いつも冷たくどこか寂しげ。それ以外の表情、ことに歓びや幸せの顔など、滅多に見せることはなかった。だが、そんな彼女の寡黙さと妖しい美貌は世界中のファン・・
スペンサー・トレーシーといえば米アカデミー賞主演男優賞ノミネート9回を誇るハリウッドの名優。37年の『我は海の子』と38年の『少年の町』では、立て続けに主演賞のオスカーを獲得している。決して美男俳優ではないが『少年の町』のフラナガン神父・・
その性的魅力や見事なプロポーションで、50年代アメリカの “セックス・シンボル” と呼ばれながら、36歳という若さで亡くなった。私生児として生まれたマリリン・モンローの孤独な生い立ちによる陰と光が、男を惹きつける魅力を生み出したともいえる。
ドイツ映画最初のトーキー作品『嘆きの天使』で披露した、“フォーリング・イン・ラブ・アゲイン” の気だるい歌声と、彼女の完璧な脚線美は、たちまち世界中の男たちを虜にした。決して「絶世の美女」というわけでもないが、独特の個性で伝説の女優と呼ばれる…
誰もが知るようなメジャー俳優ではないが、『日曜日は別れの時』で中年の同性愛者を演じて話題を集め、『ネットワーク』では妄想に取り憑かれたニュースキャスターを熱演、米アカデミー賞の主演男優賞に選ばれた。だが授賞式を前にして、心臓発作で亡くなる。
『風と共に去りぬ』で美貌のヒロイン、スカーレット・オハラを演じ、今もその存在感が強烈な印象を残すハリウッド女優。ローレンス・オリヴィエとの激しい恋でも知られたが、後半生は精神的な疾患に苦しみ、心身ともにボロボロとなってこの世を去って行った。
レイバンのサングラス、バンダナ、白い口ひげがトレードマーク、『ワイルドバンチ』『わらの犬』『ガルシアの首』など、その美しくも壮絶なバイオレンス描写で “ブラッディ・サム” の異名をとった映画監督。その作品は滅びゆく西部劇への哀悼に溢れている。
『白い巨塔』で演じたアクの強い外科医・財前五郎や、『悪名』『犬』シリーズで颯爽としながら暗い翳を背負ったアウトローの役、またはクイズ番組で見せた知的かつ渋いイメージで人気を博した昭和の二枚目スター。その絶頂期に多くの謎を残し猟銃自殺してし…
エルメスの人気バッグにその名を残す人気ハリウッド女優。気品と美貌を兼ね備えた「クール・ビューティー」の魅力で人気を博し、いくつもの作品で輝かしいばかりの存在感を放った。結婚後は俳優業からきっぱり退き、後半生をモナコ公国に捧げる生き方を選ぶ。
オードリー・ヘップバーン『ティファニーで朝食を』(61年)の原作者として知られた、アメリカの小説家。マリリン・モンローとも親友であるなど、華やかな交遊でハリウッドやセレブの社交界を賑わせたスター的存在でもあった。代表作は『冷血』(66年)。