サイレントノイズ・スタジアム

サッカーの歴史や人物について

2024-01-01から1年間の記事一覧

《サッカー人物伝》ロビーニョ(ブラジル)

”ペダラータ”と呼ばれる高速シザーズを駆使し、寄せてくる相手を眩惑。変幻自在の足技で相手DFを手玉にとり「ドリブルキング」と呼ばれた。小柄ながらフィジカルは強く、敵を引きつけてのパスでチャンスを演出。観る者を魅了し「新しいペレ」と称された。

《サッカー人物伝》ソル・キャンベル(イングランド)

屈強な肉体と高い身体能力を誇り果敢なタックルで攻防戦を制したセンターバック。ポジショニングセンスに優れ、いかつい身体に似合わず動きも敏捷。高さとパワーを活かしたヘディングは攻守に威力を発揮した。2000年代前半のアーセナル黄金期で活躍した。

《サッカー人物伝》ジェンナーロ・ガットゥーゾ(イタリア)

無尽蔵のスタミナと容赦ないハードタックルを武器とし、ピンチの芽を潰しにかかった守備的MF。高いテクニックがあったわけではないが、献身的なハードワークで攻守に存在感を発揮した。闘争心を剥き出しにして誰彼なく吠えかかる姿から「闘犬」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ダビド・トレゼゲ(フランス)

左右両足で正確に標的を捉えるシュートスキルを持ち、ペナルティーエリア内を主戦場とした生粋のゴールハンター。長身を活かしたパワースタイルを持ち味とし得意のヘディングでは無類の強さを発揮。世界屈指のストライカーとして「ダビデ王」の異名を取った。

《サッカー人物伝》イケル・カシージャス(スペイン)

超人的な反射神経と俊敏な動きで数々のビッグセーブを生み出してきたスペインの絶対的守護神。驚異の瞬発力で至近距離のシュートを止め、ダイナミックな飛び出して1対1の場面を制圧。GKとしては小柄だが神業のようなプレーで「サン・イケル」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》クラウディオ・ロペス(アルゼンチン)

風を切り裂く速さでピッチを駆け上がり、精度の高いクロスと豪快な左足シュートで勝利を呼び込んだ。ストライカー、セカンドトップ、ウィングと幅広くこなせる攻撃スタイルを持ちポジショニングの上手さと抜け目ない動きでゴールを奪った。バレンシアで活躍。

米俳優 ルイス・ゴゼット・ジュニアさん死去

黒人として初めてアカデミー賞・助演男優賞に輝いた米俳優のルイス・ゴゼット・ジュニアさんが29日の朝、西部カルフォルニア州サンタモニカのリハビリ施設で亡くなったことが、家族から公表された。享年87歳、死因は明らかにされていない。1936年‥・

銀幕を飾った名花 リリアン・ギッシュ

映画黎明期を飾った伝説の女優。「映画の父」と称されるD・W・グリフィス監督に見いだされ、『国民の創世』『イントレランス』『散りゆく花』『東への道』等サイレント期の大作・話題作に出演。銀幕の名花として「アメリカのファーストレディ」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》フィリップ・ラーム(ドイツ)

170㎝と小柄ながらスピード、テクニック、スタミナに優れ、正確なタックルで鮮やかにボールを奪った。秀でたインテリジェンスで攻守の要となり、機を見たオーバーラップで攻撃参加。高い精度のクロスでチャンスを作り、世界屈指のサイドバックと呼ばれた。

《サッカー人物伝》アリエン・ロッベン(オランダ)

電光石火のドルブルでサイドを切り裂き、相手DFを混乱に陥れた爆速ウィンガー。一気の縦突破から中央へ鋭くカットインし、左足から放たれる正確無比のシュートでゴールを奪った。あまたの名将に重用され、幾多のタイトルに輝いたオランダ最高のアタッカー。

パオロ・タビアーニ監督 死去

『父 パドーレ・パドローネ』『グッドモーニング・バビロン!』などの作品で知られるイタリアの映画監督兄弟、弟のパオロ・タビアーニさんが2月29日に、ローマ市内の病院で亡くなったことが伝えられた。死因は明らかにされていないが、近年は闘病生活‥・

《サッカー人物伝》ウェイン・ルーニー(イングランド)

スピード、パワー、テクニック、運動量とすべてに秀でた万能ストライカー。高い決定力と献身性を備え、チームを勝利に導いた。またパスセンスにも優れ、チャンスを見極める戦術眼も確か。現代プレミアリーグを代表するフォワードとして活躍したマンUの怪童。

元西ドイツ代表DF アンドレアス・ブレーメ死去

20日、元西ドイツ代表DFで90年W杯優勝メンバーのアンドレアス・ブレーメさんが、心不全によりミュンヘンで急死したことが同氏のパートナーを通じて伝えられた。享年63歳。現役時代のブレーメさんはプレースキックの名手として活躍。ドイツの強豪‥・

異端の貴公子 モンゴメリー・クリフト

陰影を帯びた美しいマスクと、知性に裏付けられた確かな演技力。そのナイーブな佇まいに、危うさの魅力で観客を惹きつけた。その一方、周りに酌みしない反骨心を持ち、同年代のマーロン・ブランド、ジェームズ・ディーンとともに「反逆のスター」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》アレッサンドロ・ネスタ(イタリア)

均整のとれた体格に、オールラウンドな能力を兼ね備えた世界最高峰のCB。空中戦でもフィールドでも1対1に絶対的な強さを誇り、切れ味鋭くボールを刈り取るスライディングはもはや名人芸。相手の攻撃をことごとく打ち返し「イタリアの防波堤」と呼ばれた。

破滅の女神のスキャンダル ラナ・ターナー

たぐいまれな美貌とファム・ファタールな魅力で殿方を虜にし、40~50年代ハリウッドで活躍した女優のラナ・ターナー。複雑な家庭環境で育ちながら、スカウトされて映画界入り。胸を強調したタイトなニット姿で「セーター・ガール」と呼ばれて注目を・・・

銀幕の大いなる恋人 ルドルフ・ヴァレンティノ

1920年代のサイレント映画全盛期に、エキゾチックな美貌で一世を風靡したハリウッドスター、ルドフル・ヴァレンティノ。その臭い立つようなエロチズムは世の女性たちを虜にし、「大いなる恋人」と呼ばれた。だが彼が銀幕で輝いた期間は5年と短く、・・・

ホーンテッドスターの悲劇 ジュディ・ガーランド

少女役で主演したミュージカルの名作『オズの魔法使』で大人気を博し、小柄な身体から発せられるボリューム豊かな歌唱力で一時代を築いたのが、ハリウッド女優で歌手のジュディ・ガーランド。だがその華やかなキャリアとは裏腹に、彼女の人生は薬物中毒・・・

ロック・ハドソンの遺言

1985年10月の初旬、ハリウッドを代表する二枚目スターとして知られたロック・ハドソンの訃報が伝えられた。死因はエイズからの合併症による衰弱死で、まだ59歳という若さだった。人気映画スターが同性愛者だった驚きとともに、有名人として最初の・・

女優ナタリー・ウッド、謎の死の真相

1981年11月下旬、『理由なき反抗』『ウェスト・サイド物語』『草原の輝き』などの名作で知られるスター女優、ナタリー・ウッドの事故死が突然の訃報として世界を駆け巡った。ナタリーは映画『ブレインストーム』の撮影中、感謝祭の週末に出かけた・・・

眠り目のバッドボーイ ロバート・ミッチャム

“スリーピング・アイ” と呼ばれる眠たげな目と、たくましい体格が印象的なロバート・ミッチャム。クールなタフガイとしてアクション映画で鳴らし、熟年期に入ってからは演技派へ転身。戦後のハリウッドで異彩を放った人気俳優。代表作は『眼下の敵』など。

官能の女神 リタ・ヘイワース

第二次世界大戦中、ベティ・グレイブルと並ぶピンナップ・ガールとして一世を風靡したリタ・ヘイワース。『ショーシャンクの空に』の中では、刑務所で上映される映画『ギルダ』(46年、チャールズ・ヴィダー監督)に登場。彼女のポスターが脱獄の道具・・・

醜い顔のギャングスター、エドワード・G・ロビンソン

ハリウッドでギャング映画がさかんに作られるようになったのは、1920年代の後半。27年公開『暗黒街』(ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督)がその走りとされている。当時、禁酒法の網の目をかいくぐって犯罪組織が急成長、アル・カポネのような・・・

サイレント映画の女王 グロリア・スワンソン

ハリウッドの1920年代、そのゴージャスな佇まいと強烈な個性、官能的な妖しさでサイレント映画の女王として輝いた大女優。トーキー時代に入り勢いを失うが、51歳で主演したビリー・ワイルダー監督の『サンセット大通り』(50年)で、見事に復活する。

ハリウッド創生期の日本人スター 早川雪洲

明治時代の終わりに単身アメリカへ渡り創生期ハリウッドのサイレント映画でデビュー。1915年に出演した『チート』では、悪役ながらエキゾチックな表情で米国女性を悩殺した。戦後の『戦場にかける橋』では日本軍将校を演じ、アカデミー助演賞候補となる。

嫌われた大女優 ジェニファー・ジョーンズ

黒髪の東洋的な美貌と幅広い演技で、ハリウッドの代表的女優となった。長い下積み時代を経て、初のメジャー出演作『聖処女』でいきなりアカデミー主演女優賞に輝き、大製作者セルズニックの庇護のもと、『黄昏』『終着駅』『慕情』などの名作で輝きを見せた。

怪優、三國連太郎の旅

『飢餓海峡』『神々の深き欲望』『復讐するは我にあり』等の映画で迫真の演技を見せる一方、人気コメディシリーズ『釣りバカ日誌』では好々爺の社長を演じるなど、幅広い役柄をこなした個性派俳優。その徹底した役作りと憑依の凄ましさで「怪優」と称される。

時代を生き続けたヒロイン キャサリン・ヘプバーン

米アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされること14回、そのうち4度受賞を果たしたアメリカ映画界きっての名女優。いわゆるハリウッドの典型的美女ではないが、抜群の演技力と聡明さを感じさせる佇まいで独自の個性を発揮。生涯誇り高き女性を演じ続けた。

全米を爆笑させた天才、ジョン・ベルーシ

アメリカのバラエティー番組『サタデー・ナイト・ライブ』や、映画の『アニマル・ハウス』などで人気を博しアメリカのコメディに革命を起こした。盟友エイクロイドとのコンビで後に映画化されたバンド “ブルース・ブラザース” でも音楽の才能を発揮した。

赤毛のイットガール クララ・ボウ

赤毛のキュートな童顔に色気を漂わせるその流し目。健康的でセクシーな魅力で人気を博した。『あれ( It )』で、当時の流行りとなった「フラッパーガール(奔放な現代娘)」を魅力的に演じて大ヒット。“イット・ガール” と呼ばれて時代の寵児となった。