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サッカーの歴史や人物について

ブラジル

《サッカー人物伝》ロビーニョ(ブラジル)

”ペダラータ”と呼ばれる高速シザーズを駆使し、寄せてくる相手を眩惑。変幻自在の足技で相手DFを手玉にとり「ドリブルキング」と呼ばれた。小柄ながらフィジカルは強く、敵を引きつけてのパスでチャンスを演出。観る者を魅了し「新しいペレ」と称された。

《サッカー人物伝》レオナルド・アラウージョ(ブラジル)

華麗なテクニックと創造性あふれるプレーで活躍。中盤でゲームメーカーを務めるほか、得点力にスピードも備えてセカンドトップや左ウィング、サイドバックもこなした攻撃のマルチプレーヤー。その端正なルックスとエレガントなプレーで「貴公子」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》アデミール・デ・メネゼス(ブラジル)

素早い動きのドリブルと爆発的な加速で相手守備を大混乱に陥れたブラジルのストライカー。高い身体能力、スピード、テクニック、力強いシュートを持ち合わせ、「すべてを備える選手」と言われた。自国開催のW杯では得点王に輝くもマラカナンの悲劇に泣いた。

《サッカー人物伝》 カカ(ブラジル)

ぶっちぎりのスピードを活かした高速ドリブルで敵陣深くまで斬り込み、狙い澄ましたシュートでゴールを陥れた攻撃的MF。テクニックに加えてフィジカルやボディバランスにも優れ、現代フットボーラーとして総ての要素を備えたブラジルのドリブルモンスター。

《サッカー人物伝 》ドゥンガ(ブラジル)

精力的な働きで中盤を制し、ボールを奪ってからの正確な配給で攻撃の起点にもなったボランチ。派手さはないが、安定感抜群のプレーでチームに落ち着きをもたらした。また熱いキャプテンシーで仲間を鼓舞し檄を飛ばしてゲームを引き締めたブラジルの「闘将」。

《サッカー人物伝》ジョゼ・アルタフィーニ(ブラジル/イタリア)

スピードと高いスキルを持ち、強力なシュートでゴールを量産。身長176㎝と大柄ではないが、素晴らしいジャンプ力を備えてヘディングも得意としたブラジル出身のアタッカー。イタリアで18シーズンをプレー、セリエA歴代屈指の点取り屋として名を残した。

《サッカー人物伝》ロベルト・ファルカン(ブラジル)

広い視野と的確な戦術眼を持ち、巧みな配給でゲームを組み立てたエレガントなMF。また自ら飛び出してチャンスを作り、得点に絡むなど幅広い能力を見せた中盤のオールラウンダー。ASローマ時代には、洗練されたプレースタイルで「ローマの鷹」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ロナウジーニョ(ブラジル)

あざといまでのノールックパスと相手GKの意表を突くループシュートが十八番。ボールと戯れながら信じられないような足技で観客を魅了した。99年のコパ・アメリカで鮮烈な国際デビューを飾り、02年W杯ではブラジル「3R」の一翼として優勝に貢献した。

《サッカー人物伝》ロベルト・カルロス(ブラジル)

狭いサイドスペースを一瞬で突破し、相手陣内の奥深くまで切り込んでいった攻撃的サイドバック。100mを10秒台で駆け抜けるという疾風怒涛の走力で「風小僧」と呼ばれた。レアル・マドリードの核弾頭として長年にわたり活躍。3度の欧州制覇に貢献した。

《サッカー人物伝》ロベルト・リベリーノ(ブラジル)

左足の強く正確なキックと鋭いフェイントでチャンスを演出し、多くの得点も挙げた。特にフリーキックからの強烈なシュートは相手GKの脅威となり「左足の魔術師」と呼ばれる。分厚い口髭が特徴。足に吸い付くようなフェイント、「エラシコ」を得意技とした。

《サッカー人物伝》ジョアン・アヴェランジェ(ブラジル)

24年間にわたりFIFA会長の座に君臨、サッカー界で大きな影響力を持ち続けた男。水泳のオリンピック代表選手としてキャリアを開始、W杯初優勝に手腕を発揮。優れたビジネス感覚と政治手腕で頭角を現し、非ヨーロッパ系として初のFIFA会長となった。

《サッカー人物伝》ロナウド(ブラジル)

スピード、テクニック、身体能力、得点感覚と、FWに必要な資質を高い次元で兼ね備えた驚異のストライカー。爆発的な突破とやすやすとゴールを陥れる力で「フェノメノ」と呼ばれた。2度W杯優勝を経験、FIFA最優秀選手とバロンドール賞に何度も輝いている。

ブラジルサッカーの功労者、マリオ・ザガロさん死去

選手として、あるいは監督や技術顧問として4度のW杯優勝に関わったマリオ・ザガロさんが、6日にリオ・デ・ジャネイロ市内の病院で亡くなったことが本人のインスタグラムから公表された。ザガロさんは数年前から体調を崩しており、昨年の9月には尿路・・・

《サッカー人物伝》ソクラテス・ブラジレイロ(ブラジル)

190㎝を越える長身ながら、空中戦よりも足元のボール扱いと正確なキックによるパスワークを得意とした攻撃的MF。巧みなボールキープとダイナミックな動きで攻撃をリードし、高い得点力を誇った名選手。ブラジルが誇る「黄金のカルテット」の一員でもある。

《サッカー人物伝》リバウド(ブラジル)

長身で「黄金の左足」の異名を持つボールテクニックと鋭いドリブルを武器とし、意外性に溢れたパス&シュートでゲームにファンタジーを生み出した。まさに天才肌の攻撃的MFとして、ペレ、リベリーノ、ジーコと受け継がれたブラジル栄光の10番を背負った。

《サッカー人物伝》ペ レ(ブラジル)

神の領域のプレイヤー。 4度出場したWカップではブラジルのエースとして3度の優勝を果たし、サントスFCでは2回のクラブ世界制覇を達成。 22年間の現役生活で1363試合に出場し、通算1281ゴールを挙げる偉業で言わずと知れた「サッカー界の王様」

《サッカー人物伝》ジーコ(ブラジル)

「黄金のカルテット」の中核として世界を魅了、さりげなく相手の急所を突くスルーパスは絶品だった。足元から放たれたボールはたちまち局面を一変させ、ふいを突かれたディフェンダーたちは石のように固まった。そして得点感覚にも優れFKの名手でもあった。

《サッカー人物伝》レオニダス・ダ・シウバ(ブラジル)

バイシクル・キックの名手として知られ、その柔軟性とアクロバチックなプレーで「ゴム男」の異名を持つブラジルの黒人選手。1938年のフランスWカップでは卓越した技術と敏捷性で欧州の観客を魅了、得点王とMVPに輝き「黒いダイヤモンド」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》エジムンド(ブラジル)

足裏を巧みに使った効果的なフェイントを駆使し、卓越したドリブル技術で敵を翻弄。またゴール前で決定的なシュートを打つだけでなく、巧みなラストパスでチャンスも演出した。気性の荒さで数々の問題を起こし、「オ・アニマウ(野獣)」のあだ名で呼ばれた。

《サッカー人物伝》ガリンシャ(ブラジル)

身体的ハンディを逆手にとり、予測不能な動きでピッチを切り裂いた伝説のドリブラー。立ち塞がる相手を踊るようなステップで揺さぶり、魔術の如く曲がるキックでゴールを脅かした。変幻自在にボールを操り、挑んで来る者に尻もちをつかせたブラジルの名選手。

《サッカー人物伝 》ロマーリオ・デ・ソウザ(ブラジル)

高度なテクニックと緩急の妙、そして巧みな駆け引きで相手DFを出し抜き、得点を量産したストライカー。天才的な閃きと驚異的とも言えるボールコントロール術を持ち、意外性のあるプレーから確実にシュートを決めた。奔放な言動により「悪童」の名を馳せた。