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サッカーの歴史や人物について

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

サッカー日本代表史 6. 狂い始めた歯車

W杯アジア最終予選を控え、左SBの都並敏史が負傷。代役探しに奔走するオフトジャパンだが、攻守のキーマン都並の穴を埋められるような選手はついに見つからなかった。そして運命の最終予選がドーハで始まり、イラン戦で完敗した日本は追い込まれてしまう。

サッカー日本代表史 5. オフト改革

ようやくプロ化を果たした日本サッカー。代表監督に就任したハンス・オフトは、W杯初出場を目指してチームの改革に着手する。そしてラモス瑠偉の反発などを乗り越え、オフトジャパンは成長。そして92年のアジアカップ広島大会では初優勝の快挙を達成する。

サッカー日本代表史 4. 冬の時代

「冬の時代」と呼ばれる長い低迷期に突入した日本代表。アジアの厚い壁に阻まれ、W杯どころか五輪出場からも遠ざかり、エース釜本邦茂は代表を引退。期待の奥寺康彦もドイツに旅立っていった。だがW杯予選の韓国戦で木村和司のFKが炸裂、夢へ一歩近づいたか…

サッカー日本代表史 3. クラマーの申し子たち

代表強化に行き詰まった日本蹴球協会は、西ドイツからクラマーをコーチとして招聘。来日したクラマーは情熱と信念を持って指導にあたり、日本サッカー界に変革をもたらした。そして日本はメキシコ五輪で銅メダル獲得の快挙を達成。釜本邦茂が大会得点王に輝…

サッカー日本代表史 2. 激闘、日韓戦

終戦後、日本サッカーは国際舞台に復帰。FIFAへの再加入を許されW杯スイス大会の予選に参加することとなる。だがその日本の前に立ちはだかったのが、反日政策をとる李承晩政権の韓国。敵対心丸出しで挑んでくる隣国のライバルに日本は苦戦を強いられる。

サッカー日本代表史 1. ベルリンの奇跡

日本サッカー代表の黎明期と、FIFA加盟からベルリン五輪参加決定に至るまでの物語運命のベルリン五輪スウェーデン戦では、世界の強豪に圧倒され、前半を0-2とリードされる日本、だが後半に反撃。「ベルリンの奇跡」と呼ばれた逆転劇は、世界を驚かせた。

日本女子サッカー史 5. 一時代の終わり

Wカップで世界一となったなでしこジャパンは、翌年のロンドン五輪の決勝で再びアメリカとまみえ、惜しくも銀メダルに終わる。15年Wカップの決勝も三たびアメリカと戦うが、研究されて惨敗を喫してしまった。このあと澤が現役を引退、なでしこの一時代が終わ…

日本女子サッカー史 4. なでしこの栄冠

東日本大震災の試練を乗り越え、日本は女子ワールドカップ・ドイツ大会に出場。決勝トーナメントの1回戦では、丸山の殊勲弾で開催国ドイツを撃破、なでしこは決勝へ進んだ。決勝はアメリカにリードされるも、澤が起死回生の同点弾、PK戦を制して栄冠を手にす…

日本女子サッカー史 3. 飛躍のとき

アテネ五輪出場を決めた日本女子代表に「なでしこ」の愛称がつけられた。その後も国際大会の経験を重ね、なでしこは徐々にその実力を伸ばしていく。ドイツWカップの出場を控え、佐々木監督のもと順調に強化が進むなでしこジャパン、そこへ最大の試練が訪れる…

日本女子サッカー史 2. なでしこ誕生

澤穂希の渡米 99年、運営が読売から日テレに変わったベレーザによりプロ契約の取り消しを告げられ、澤穂希はアメリカ行きを決意する。と言っても、行き先が決まっている訳ではなく、アメリカで女子プロリーグが創設されるという話を耳にしたに過ぎなかった。…

日本女子サッカー史 1. 日陰の時代

東京五輪後日本にサッカーブームが起き、女子にサッカーチームが誕生する。そして徐々に本格的な競技として発展し、全国リーグも発足、世界大会にも参加を果たした。だが代表チームは世界の舞台で芳しい結果を残せず、一時隆盛を見せたLリーグも消滅の危機を…