サイレントノイズ・スタジアム

サッカーの歴史や人物について

南米

《サッカー人物伝》ディエゴ・フォルラン(ウルグアイ)

アグレッシブな動きで得点機を生み出し、天性の嗅覚と秀でたセンスでゴールを量産したウルグアイのエース。左右両足で強烈なシュートを叩き込み、一瞬のひらめきによるチャンスメイクも一級品。10年W杯はMVPと得点王の活躍でチームをベスト4に導いた。

《サッカー人物伝》エリアス・フィゲロア(チリ)

屈強な体と高い身体能力を誇り、空中戦やボール奪取にも抜群の強さを発揮したCB。エレガントなスタイルとリーダシップでDFラインを統率し、後方からのビルドアップにも重要な役割を担った。卓越した守備力で「南米史上最高のセンターバック」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ファン・スキアフィーノ(ウルグアイ / イタリア)

エレガントなテクニシャンとして攻撃の起点となり、決定的なスルーパスで好機を演出。高い得点能力も有し、しばしば貴重なゴールを決めたインサイドレフト。ウルグアイで「サッカーの神様」と呼ばれ、50年W杯では地元ブラジルを破り2度目の優勝を果たす。

《サッカー人物伝》ファウスティーノ・アスプリージャ(コロンビア)

柔らかい身のこなしと天才的ひらめきでDFを翻弄。瞬発力を活かした快速を飛ばし、予測不能のドリブルとシュートで相手ゴールを脅かしたコロンビアのストライカー。破天荒な言動による問題児ぶりでも知られ、クラブとのトラブルを頻発させ世間を騒がせ続けた。

《サッカー人物伝》イバン・サモラノ(チリ)

さほど大柄ではないが滞空時間の長いヘディングは「ヘリコプター」と呼ばれた。また強烈なゴールへの意欲と得点力、持ち前の闘争心で「ザ・デリブル(恐怖の男)」「イワン(イバン)雷帝」の異名を持つチリのストライカー。シドニー五輪では銅メダルを獲得。

《サッカー人物伝》レネ・イギータ(コロンビア)

ペナルティーエリアを大きく飛び出し高いDFラインの背後をカバー。時にはドリブルで敵陣深くに攻め上がり攻撃参加も見せた規格外のキーパー。フィールドプレイヤーを兼ね備えたスタイルはスイーパーGKの先駆的存在。FKやPKも得意とし41得点を記録。

《サッカー人物伝》アルバロ・レコバ(ウルグアイ)

スピードに乗った高速ドリブルと、左足から放たれる強烈なキックでその名を轟かせた。絶好調時には予測不能なプレーを連発し「左足の独奏者」と呼ばれた。東洋人のように見える風貌から「エル・チーノ(中国人)」の愛称を持つ、ウルグアイのファンタジスタ。

《サッカー人物伝》マルセロ・サラス(チリ)

小柄でズングリとした体型だが動きは素早く、強いシュートと高いジャンプのヘディングを持ち味としたストライカー。チリ代表ではイバン・サモラノと「Za-Sa(ササ)コンビ」を組んでゴールを量産。Wカップ南米予選では二人だけで23点を叩き出している。

《サッカー人物伝》テオフィロ・クビジャス(ペルー)

柔らかなボールタッチと天才的な足さばきのドリブルで、対峙する者を幻惑。ショートパスやワンツーから狭い地域を抜け出し、強烈なシュートでゴールを陥れた。ペルーでは唯一3度のWカップに出場し、通算10得点の活躍。南米が生んだ最高の選手の一人とされる。

元コロンビア代表 F・リンコン交通事故により死去

コロンビア代表の攻撃的MFとしてW杯に3度出場、スペインの名門レアル・マドリードでもプレーしたフレディ・リンコンさんが、交通事故により死亡したことが13日に発表された。リンコンさんは11日早朝、故郷のカリ市内にて自動車事故に巻き込まれて・・

《サッカー人物伝》ホセ・ルイス・チラベルト(パラグアイ)

いち選手の枠を超えた圧倒的な影響力と強いリーダーシップでチームを引っ張り、仲間を奮起させ鼓舞しつづけたパラグアイのカリスマ。大事な場面でPKキッカーを任され、時にはFKでゴールを決めた異色のゴールキーパー。キャプテンとしてパラグアイを牽引した。

《サッカー人物伝》ホセ・アンドラーデ(ウルグアイ)

驚異的なスピードと高度なテクニックを備え、攻守にわたって能力の高さを見せたウルグアイの黒人スター選手。ライトハーフとして守備を担いながら正確なパスとドリブルで攻撃にも貢献。観客を魅了するプレーで「黒い真珠」と呼ばれた。第1回W杯優勝に貢献。

《サッカー人物伝》エンツォ・フランチェスコリ(ウルグアイ)

アイデアとテクニックを駆使してさまざまな状況を打開し、アクロバティックなプレーでサポーターを熱狂させたウルグアイのカリスマ。たぐいまれなゴールセンスを持ち、細身で端正なルックスとその華麗なプレーから、「エル・プリンシベ(王子)」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》オブドゥリオ・バレラ ( ウルグアイ )

決して器用なテクニシャンタイプではないが、がっちりとした体格で競り合いに強く、並外れたキック力を備えたセンターハーフ。ディフェンスを主たる役目としながらも、展開力を発揮して攻撃にも参加。旺盛な闘争心でチームを鼓舞したウルグアイのキャプテン。

《サッカー人物伝》カルロス・バルデラマ ( コロンビア )

ライオンのたてがみのような金髪アフロをなびかせ、サルサを彷彿とさせる独特のリズムでゲームを構築。一度ボールを支配すれば決して失うことなく巧みな足技でチャンスを演出した。一撃必殺のスルーパスを繰り出してチームを勝利に導いたコロンビアの10番。