白熱した決勝トーナメントはブルガリアとルーマニアの東欧勢が活躍。前回決勝を争った西ドイツとアルゼンチンは早々と大会を去って行った。苦戦するイタリアをエースのバッジオが牽引、ブラジルとの決勝へ臨む。優勝の行方は、決勝初のPK戦に持ち込まれた。
「サッカー不毛の地」アメリカで開催された第15回Wカップ大会。地元チームの健闘で大会は盛り上がりを見せるが、オウンゴールを犯したコロンビアの選手が射殺されてしまうという悲劇も起きる。イタリアは主将のバレージを負傷で欠くなど、窮地に陥っていた。
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