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俳優 クリストファー・プラマーさん死去

〈2021年2月8日の記事〉

 

ミュージカル映画サウンド・オブ・ミュージック』で知られる俳優のクリストファー・プラマーさんが5日、米コネチカット州の自宅で死去した。妻で女優のエイレン・テイラーさん(77歳)の話によれば、転倒して頭部を強打したという。享年91歳。

プラマーさんは1929年12月、カナダ・オンタリオ州トロント生まれ。曾祖父は第三代カナダ首相という名家で育った。

カナダの舞台俳優として活躍した後、54年にブロードウェー・デビュー。73年の『シノラ』などでトニー賞の主演男優賞を2度受賞している。

 

渋みのある性格俳優

映画には58年の『女優志願』(シドニー・ルメット監督)で初出演。65年の『サウンド・オブ・ミュージック』で、主演ジュリー・アンドリュースさんの相手役となるトラップ大佐役を好演し、一躍スターとなる。

ベテランの領域に入っても渋みのある性格俳優として幅広く活躍。76年のテレビ・ドラマ『マネー・チェンジャーズ / 銀行王国』でエミー賞主演男優賞に選ばれ、映画『ビューティフル・マインド』(01年)、『終着駅 トルストイ最後の旅』などでも存在感を見せた。

10年の『人生はビギナーズ』では演技部門最高齢となる(82歳)主演男優賞を受賞。18年にはスキャンダルでNGとなったケヴィン・スペイシーの代役として出演した『ゲティ家の身代金』でもアカデミー賞の候補となり、ノミネート最高齢を更新している。

遺作となったのは、3月5日に日本公開が予定されている『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』。この映画は、19年8月に亡くなったピーター・フォンダさんの遺作でもある。