サイレントノイズ・スタジアム

サッカーの歴史や人物について

ホーンテッドスターの悲劇 ジュディ・ガーランド

 

波乱と苦悩の生涯

少女役で主演したミュージカルの名作『オズの魔法使つかい』で大人気を博し、小柄な身体から発せられるボリューム豊かな歌唱力で一時代を築いたのが、ハリウッド女優で歌手のジュディ・ガーランド

 

だがその華やかなキャリアとは裏腹に、彼女の人生は薬物中毒、不眠症精神疾患、自殺未遂、妊娠中絶、4度の離婚など波乱や苦悩に満ちたもの。たびたび繰り返されるトラブルで「ホーンテッドスター」(取り憑かれたスター)とも呼ばれた。

 

晩年は映画界を離れて、ショウビジネスのステージ歌手として活動。69年に睡眠薬の過剰摂取により47歳の若さで亡くなった。彼女の波瀾万丈の半生は、2019年の伝記映画『ジュディ 虹の彼方に』でも描かれている。

この続きはcodocで購入