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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》ハカン・シュキュル (トルコ)

 

「ボスポラスの雄牛」

大柄な体格を活かしたポストプレーで前線の起点となり、得意のヘディングと右足から放たれる強烈なシュートでゴールを陥れた。そのパワフルなプレーで「ボスポラスの雄牛」と呼ばれたトルコのストライカーが、ハカン・シュキュル( Hakan Şükür )だ。

 

トルコの名門ガラタサライで活躍。8回のシュペルリグ(トルコリーグ)優勝、5回のテュルキエクパス(トルコ杯)優勝、UEFAカップ優勝などチームに多くのタイトルをもたらし、自らも3シーズン連続のゴルクラリ(リーグ得点王)に輝く。

 

トルコ代表としては、ユーロ96予選で7ゴールを記録して同国初の本大会出場に貢献。ユーロ2000でもG/Lで貴重な2得点を挙げ、ベスト8進出の立役者となった。日韓W杯では韓国との3位決定戦で開始最短ゴールを決め、大会ベスト3の快挙に花を添えている。

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