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サッカーの歴史や人物について

2024-01-22から1日間の記事一覧

《サッカー人物伝》ルート・ファン ニステルローイ(オランダ)

長身を活かしたヘディングと、スピードあふれるプレーを持ち味とした多彩なCF。柔らかなトラップで素早くシュートに持ち込み、左右の足から得点を決めた。Pエリア内では抜群のポジショニングでゴールを仕留め、相手を出し抜く動きで「密猟者」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》パブロ・アイマール(アルゼンチン)

最高のテクニックでボールを操りキレのあるドリブルと天才的な閃きによるパスで好機を演出。エンターテインメントあふれるプレーで観る者を楽しませたゲームメイカー。その魅力的なプレーでマラドーナに「高いお金を払っても見たいのは彼だけ」と言わしめた。

《サッカー人物伝》サミュエル・エトー(カメルーン)

アフリカ選手特有のポテンシャルを活かし、抜群のスプリント能力でDF裏へ抜け出した。軽快なフットワークとボール扱いの巧みさ、高い決定力で得点を量産するだけでなく、豊富な運動量とオフ・ザ・ボールの動きでチャンスを創出。「黒い宝石」の異名を持つ。

《サッカー人物伝》ファビオ・カンナバーロ(イタリア)

DFとしては175㎝と小柄ながら、抜群の運動能力と研ぎ澄まされた守備技術で相手の攻撃を封じた。ボール奪取能力に長け空中戦にも強く、突破を阻止するスライディングタックルは超一級品の切れ味。イタリアの生んだ世界最高のストッパー。06年W杯優勝。

《サッカー人物伝》ミヒャエル・バラック(ドイツ)

強靱なフィジカルと技術を備え、攻守ともに長けたオールラウンドタイプの大型MF。長身を活かしたド迫力のヘディングとパワフルなミドルシュートを武器とし、高い戦術眼と運動量でチームを統率。ベッケンバウアーの再来と言われ「小皇帝」の異名で呼ばれた。

《サッカー人物伝》 カカ(ブラジル)

ぶっちぎりのスピードを活かした高速ドリブルで敵陣深くまで斬り込み、狙い澄ましたシュートでゴールを陥れた攻撃的MF。テクニックに加えてフィジカルやボディバランスにも優れ、現代フットボーラーとして総ての要素を備えたブラジルのドリブルモンスター。

《サッカー人物伝》ティエリ・アンリ(フランス)

爆発的なスピードで相手DFを置き去りにし、抜群の決定力でゴールを量産したフランスの名選手。卓越した得点能力に加え、的確な状況判断で多くのアシストを記録。何拍子も揃った攻撃能力で一時代を築いた不世出のストライカー。黄金期のアーセナルで輝いた。

《サッカー人物伝》ロナルド・クーマン(オランダ)

抜群のキック精度で前線へピンポイントのパスを通し持ち前のストロングシュートで多くの得点を決めた超攻撃型リベロ。FKやPKのスペシャリストとしても知られ、弾丸キックの破壊力は「牛をも殺す」と恐れられた。80~90年代に活躍したオランダの名手。

《サッカー人物伝》ゴードン・バンクス(イングランド)

優れたポジショニングセンスを持ち、完璧な対応でゴール前に壁を築いたイングランド不動の守護神。フィジカル、運動能力、敏捷性、冷静な判断力とGKに必要な資質をすべて備え、その鉄壁の防御力から「イングランド銀行」と呼ばれた。66年W杯優勝に貢献。