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サッカーの歴史や人物について

2024-01-16から1日間の記事一覧

《サッカー人物伝》ホセ・マヌエル・モレノ(アルゼンチン)

40年代に南米で猛威を振るったリーベル・プレート「ラ・マキナ」の伝説的FW。アルゼンチンではディ・ステファノ、オマール・シボリ、マラドーナ、メッシと並び称される天才プレーヤー。ラブラナ、ペデルネラ、ムニョス、ロウストウと最強ラインを組んだ。

《サッカー人物伝》ジョゼ・アルタフィーニ(ブラジル/イタリア)

スピードと高いスキルを持ち、強力なシュートでゴールを量産。身長176㎝と大柄ではないが、素晴らしいジャンプ力を備えてヘディングも得意としたブラジル出身のアタッカー。イタリアで18シーズンをプレー、セリエA歴代屈指の点取り屋として名を残した。

《サッカー人物伝》サンドロ・マッツォーラ(イタリア)

スピードと巧みさを兼ね備え2列目からの突破で得点を決めた攻撃的MF。プレーメーカーとしても優れた資質を有し、高い守備能力でも知られたイタリアの名選手。伝説的選手バレンティノ・マッツォーラを父に持ち「グランデ・インテル」の主力として活躍した。

《サッカー人物伝》クロード・マケレレ(フランス)

小柄ながら驚異的な守備能力と無尽蔵のスタミナで2人分の仕事をこなしたスーパーボランチ。献身的な働きで広大なスペースをカバー、ボール奪取の名手として攻撃の芽を摘みながらゲームを展開するパス精度の高さも備えていた。チームの黒子役に徹した名選手。

《サッカー人物伝》 デ コ(ポルトガル)

一瞬にして前線のスペースを見つけ出し、精度の高いパスでチャンスを創出。豊富な運動量と巧みなポジショニングで守備にも高い能力を見せ、ボールを奪いとるや卓越した技術とアイデアで攻撃を組み立てたゲームメーカー。FCポルトとバルサでCL優勝を果たす。

《サッカー人物伝》パベル・ネドベド(チェコ)

底知れぬスタミナで攻守に駆け回り、その馬力と機動力でチームを支えた中盤のダイナモ。また両足による正確なキックを持ち、一気に走り込んでの強烈なミドルシートを炸裂させ「チェコの大砲」と呼ばれた。ユベントス時代の03年にはバロンドールを受賞した。

《サッカー人物伝》アンドリー・シェフチェンコ(ウクライナ)

「ウクライナの矢」と呼ばれた鋭い突破から多彩なシュートでゴールを量産した。スピード、技術、フィジカル、得点感覚とすべてを兼ね備え「スター軍団」ACミランのエースとして活躍した世界最高のストライカー。06年W杯では初出場の母国をベスト8に導く。

《サッカー人物伝》ユルゲン・クリンスマン(ドイツ)

スピードを活かした幅広い動きから、アグレッシブに攻撃を仕掛けたドイツのエース・ストライカー。非凡な得点感覚と得意のヘディングでゴールを量産し、颯爽と金髪をなびかせる姿から「ブロンドの隼」と呼ばれた。90年のW杯とユーロ96で優勝を果たした。

《サッカー人物伝》ロベルト・ファルカン(ブラジル)

広い視野と的確な戦術眼を持ち、巧みな配給でゲームを組み立てたエレガントなMF。また自ら飛び出してチャンスを作り、得点に絡むなど幅広い能力を見せた中盤のオールラウンダー。ASローマ時代には、洗練されたプレースタイルで「ローマの鷹」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》トーレ・アンドレ・フロー(ノルウェー)

2m近い高さと頑強な巨体を活かしたポストプレーを武器とし、空中戦に絶対的な強さを見せるだけでなく、正確な技術も備えたCF。ゴール前にそびえるターゲットマンとして相手に脅威を与え続けてきた「北の巨人」。98年のW杯では王国ブラジルを撃破した。

《サッカー人物伝》エンリケ・オマール・シボリ(アルゼンチン/イタリア)

「頭でっかち」と呼ばれる小柄のずんぐり体型ながら、ひとたびボールを持てば芸術的な足技で観客を堪能させた。そのプレーで50~60年代にかけてアルゼンチンとイタリアで活躍した左利きのテクニシャン。61年にはバロンドールを受賞、62年W杯にも出場した。

《サッカー人物伝》エル = ハッジ・ディウフ(セネガル)

日韓W杯の開幕戦では初出場セネガルが前大会王者フランスを下すという世紀の大金星を演出。ゴールこそなかったが攻撃の先鋒としてチームを牽引し、ベスト8進出の立役者となって世界に名を轟かせた。その一方、粗野な言動で「シリアル・キラー」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ヘンリク・ラーション(スウェーデン)

類い希な得点感覚を持ち、鋭い動きと優れたポジショニングセンスにより多くのゴールを陥れた。アフリカ人の血を受け継ぐ独特な個性で、北欧の異端児として活躍したストライカー。94年W杯では3位入賞に貢献、派手なドレッドヘアーとともに世界に名を馳せた。