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サッカーの歴史や人物について

2024-01-18から1日間の記事一覧

《サッカー人物伝》フェルナンド・イエロ(スペイン)

大柄で頑丈な体を持ち、類い希なポジショニングセンスと激しいタックルで相手の攻撃を封じ込めた守備の鉄人。また正確で強いキックを活かして速攻の起点となりシュート力も非凡。不屈の精神力とキャプテンシーで「スペイン最高のディフェンダー」と言われた。

《サッカー人物伝》ユーリ・ジョルカエフ(フランス)

的確な状況判断と優れたパスワークでゲームを組み立てながら自らもアタッカーとして果敢にゴールを狙った攻撃的MF。得意のドリブルで守備網を切り裂き、鋭く曲がるシュートと爬虫類のような眼光から「スネーク」の異名で呼ばれた。W杯とユーロ優勝に貢献。

《サッカー人物伝》ダボール・シュケル(ユーゴスラビア / クロアチア)

左右の柔らかいボールタッチと多彩なキックを駆使し、緩急自在のプレーでゴール前に切り込んだ。時には豪快なシュートを突き刺し、時には冷静にネットを揺らすなど的確な状況判断で得点を重ね「バルカン・トマホーク」と呼ばれた。98年W杯で得点王に輝く。

《サッカー人物伝》トマス・ブローリン(スウェーデン)

シャープな動きで相手DFをかき乱し、素早いシュート体勢からゴールネットを揺らした攻撃の選手。スウェーデン人としては小柄だが、俊敏なドリブルとパワーを活かした突進力でチャンスを創出。その雄姿により「小さなバイキング」と呼ばれた。パルマで活躍。

《サッカー人物伝》パトリック・クライファート(オランダ)

大きな身体と長いリーチを巧みに使い柔らかな身のこなしでゴールを陥れた。ダイナミックさと柔軟さを兼ね備える天才肌のプレーヤー。その卓越した得点能力で「ポスト・ファン バステン」を担ったオランダのストライカー。アヤックス、バルセロナで活躍した。

《サッカー人物伝》ファン・スキアフィーノ(ウルグアイ / イタリア)

エレガントなテクニシャンとして攻撃の起点となり、決定的なスルーパスで好機を演出。高い得点能力も有し、しばしば貴重なゴールを決めたインサイドレフト。ウルグアイで「サッカーの神様」と呼ばれ、50年W杯では地元ブラジルを破り2度目の優勝を果たす。

《サッカー人物伝》ドワイト・ヨーク(トリニダード・トバゴ)

小国トリニダード・トバゴの出身ながら、抜群の決定力でプレミアリーグを席巻。高い身体能力を活かしたヘディングを武器とし、常に笑顔を浮かべながら確実にゴールを捕える凄みで「微笑みの暗殺者」の異名をとる。マンチェスター・ユナイテッドで大活躍した。

《サッカー人物伝》 ミア・ハム (アメリカ)

機敏な身のこなしと巧みなボールタッチで優雅にピッチを駆け回り、高いシュートスキルでゴールを量産。またパスセンスにも秀で多くのアシストを記録した攻撃のオールラウンドプレーヤー。その輝かしい実績と人気で「女子サッカー史上最高の選手」と言われた。

《サッカー人物伝》マティアス・ザマー(ドイツ)

強靱なフィジカルと豊富なスタミナで守備を安定させ、疾風怒濤の攻撃参加で得点機に絡んだフォアリベロ。その攻守におけるオールラウンドな能力で、90年代ドイツの代表的プレーヤーとなった。ドルトムントとユーロ96での活躍で、バロンドール賞に輝く。