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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》エル = ハッジ・ディウフ(セネガル)

 

シリアル・キラーと呼ばれた悪童」

俊足を活かしたアグレッシブなドルブル突破でチャンスを作り、ゴールを狙いながら味方を使う術にも長けたFW。チームを動かす存在感とプレースタイルから「セネガルのクライフ」の異名を取ったのが、エル = ハッジ・ディウフ( El - Hadji Ousseynou Diouf )だ。

 

02年日韓W杯の開幕戦では、初出場セネガルが前大会王者フランスを下すという世紀の大金星を演出。ディウフにゴールこそ生まれなかったが、攻撃の先鋒としてチームを牽引。ベスト8進出の立役者となって世界に名を轟かせた。

 

しかし生まれつきのトラブルメーカーとして、行く先々で衝突や騒動を起こしては英仏の各クラブを転々。粗野で暴力的な言動を繰り返し、「シリアル・キラー(連続殺人鬼)」と呼ばれる厄介者として知られるようになった。

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