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サッカーの歴史や人物について

2023-12-22から1日間の記事一覧

《サッカー人物伝》ルイジ・リーバ(イタリア)

異次元のパワーで相手DFを震え上がらせ、時にアクロバティックなプレーでゴールをこじ開けたイタリア史上屈指のストライカー。驚異の跳躍力で空中戦も得意とした。その左足から放たれる破壊力抜群のシュートで「雷鳴」の異名を持つ。カリアリで優勝に貢献。

《サッカー人物伝》フェレンツ・プスカシュ(ハンガリー)

小柄ながら左足1本から放たれる強烈なシュートと高い技術の足技で相手を圧倒したハンガリーのレジェンド。さらにゲームの流れを読む力とキャプテンシーを備え正確なパスとクロスでチャンスを演出。常に全力プレーを怠らない姿で「疾走する少佐」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ゲルト・ミュラー(西ドイツ)

華麗なテクニックがあったわけではないが抜群の嗅覚と並外れたシュートの能力でゴールを量産。60-70年代の西ドイツ代表とバイエルン・ミュンヘンに多くの栄光をもたらしたストライカー。その驚異的な得点能力で「デル・ボンバー(爆撃機)」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ボビー・チャールトン(イングランド)

唸りを上げる「キャノン・シュート」を武器とした攻撃のマエストロ。また高いテクニックと軽やかさも持ち合わせ、よどみなく流れに乗って敵陣を切り裂いた。スポーツマンシップで尊敬を集め、「ミスター・イングランド」と称賛された。66年W杯優勝に貢献。

《サッカー人物伝 》フランコ・バレージ(イタリア)

抜群の戦術眼を備え、的確かつ冷静な状況判断でディフェンスラインを統率。ボールを奪ってからの押し上げで攻撃の組み立て役も担った。その卓越した守備能力とプレーメーカーとしての働きで世界最高のリベロと言われた。ACミランのバンディエラとして活躍。

《サッカー人物伝 》マルコ・ファン バステン(オランダ)

スピード、フィジカル、テクニック、センス、決定力とすべてを兼ね備え、80年代のサッカー界を席巻したスーパーストライカー。類い稀なる能力で次々とゴールを陥れ、数々の名場面をつくった。98年欧州選手権では得点王の活躍でオランダを初優勝に導いた。

《サッカー人物伝 》エウゼビオ(ポルトガル)

しなやかな身のこなしと強靱なバネを持ち強烈な加速力と豪快なシュートで相手を震え上がらせたモザンビーク生まれのCF。その驚異的な身体能力と精悍な見た目で「パンテラ・ネグラ(黒豹)」と呼ばれた。ベンフィカの黄金期を支え、66年W杯でも活躍した。

《サッカー人物伝 》ロマーリオ・デ・ソウザ(ブラジル)

高度なテクニックと緩急の妙、そして巧みな駆け引きで相手DFを出し抜き、得点を量産したストライカー。天才的な閃きと驚異的とも言えるボールコントロール術を持ち、意外性のあるプレーから確実にシュートを決めた。奔放な言動により「悪童」の名を馳せた。

《サッカー人物伝》レフ・ヤシン(ソビエト)

高い身体能力でアクロバティックなセービングを見せ、鋭い反応で至近距離からのシュートを阻止。Pエリアを飛び出しての守備範囲の広さは「スイーパー・キーパー」の先駆けとなった。190㎝近い長身と長い手足、黒いユニフォームから「黒蜘蛛」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ギュンター・ネッツァー(西ドイツ)

ブロンドの長髪をなびかせ、軽快なタッチでボールをコントロール。隙あらばドリブルで敵陣深く切り込み「センチメーターパス」と呼ばれた長短の正確なキックで戦況を一変。欧州屈指のFKで相手を恐怖に陥れた稀代のゲームメーカー。72年欧州選手権で活躍。

《サッカー人物伝 》ジョージ・ベスト(北アイルランド)

天性のバランス感覚と抜群のボールコントロール、緩急を駆使しての鋭いステップで世界中のファンを魅了した20世紀最高のドリブラー。スキースラロームのようにDFの間をすり抜け多くの得点を決めた。60年代マンUの名ウィンガーとして7番伝説を創った。

《サッカー人物伝》エリック・カントナ(フランス)

強靱な肉体とテクニック、そして独特のインスピレーションを持ち、ストライカーとしてもチャンスメーカーとしてもハイレベルなプレーを披露した。フィールド上での絶対的な存在感を備えゲームを支配する力と悠然と振る舞う姿から「キング」と呼ばれ活躍。

《サッカー人物伝》アルフレッド・ディ・ステファノ(アルゼンチン/スペイン)

あらゆる能力をハイレベルで備え、フィールドを支配した史上最高のフットボーラー。破壊的な得点力、中盤でのゲームメイク、守備能力の高さなどオールラウンダーとしてのプレーで「1人トータルフットボール」を演じたと言われた。レアル・マドリードの伝説。