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サッカーの歴史や人物について

2024-01-23から1日間の記事一覧

《サッカー人物伝》フランチェスコ・トッティ(イタリア)

抜群のテクニックと強靱なフィジカルを備え、イマジネーション溢れるパスでチャンスを演出しながら自らもゴールを奪った万能型の10番。生まれ故郷のローマでキャリアを貫き、彫刻のような肉体と端正な容姿で「王子」と称された。06年のW杯優勝にも貢献。

《サッカー人物伝》ランドン・ドノバン(アメリカ)

スピード溢れるドリブル突破を持ち味とし、豊富なスタミナと優れたスキルを備えたワイドアタッカー。攻撃のポジションならどこでもこなしチャンスを活かす勝負強さから「アメリカン・ヒーロー」と呼ばれた。3度出場したW杯で活躍したアメリカのレジェンド。

《サッカー人物伝》ヨン=ダール・トマソン(デンマーク)

絶妙なポジショニングとシャープな動きから素早く抜け出し、高い決定力でゴールを奪い取ったシャドーストライカー。また豊富な運動量とDFを引きつける動きで味方のスペースを作るなど、献身的なプレーでチームを支えた。オランダのフェイエノールトで活躍。

《サッカー人物伝》ディエゴ・フォルラン(ウルグアイ)

アグレッシブな動きで得点機を生み出し、天性の嗅覚と秀でたセンスでゴールを量産したウルグアイのエース。左右両足で強烈なシュートを叩き込み、一瞬のひらめきによるチャンスメイクも一級品。10年W杯はMVPと得点王の活躍でチームをベスト4に導いた。

《サッカー人物伝》クルト・ハムリン(スウェーデン)

169㎝と小柄ながら当たりに強く、爆発的な加速力で相手DFを置き去りにした。「北欧の韋駄天」と呼ばれる俊足でサイドを突破し、鋭い得点感覚も備えて勝利に貢献。ドルブルの名手として、スタンリー・マシューズ、ガリンシャと並び称された右ウィンガー。

《サッカー人物伝》エリアス・フィゲロア(チリ)

屈強な体と高い身体能力を誇り、空中戦やボール奪取にも抜群の強さを発揮したCB。エレガントなスタイルとリーダシップでDFラインを統率し、後方からのビルドアップにも重要な役割を担った。卓越した守備力で「南米史上最高のセンターバック」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》ジョン・チャールズ(ウェールズ)

屈強な巨体に抜群の運動能力を備え、速さ、強さ、テクニックにも優れたセンターフォワード。生まれながらのポテンシャルを発揮し、50~60年代の英国やイタリアで活躍。多くのゴールを記録するなど抜群の実績を残しウェールズ史上に残る名選手と言われた。

《サッカー人物伝》シルヴィオ・ピオラ(イタリア)

体格を活かしたパワフルなプレーと、研ぎ澄まされた嗅覚で得点を挙げたゴルマエストロ(ゴールマスター)。スピードと運動量を備え、空中戦でも抜群の強さを発揮。多彩な得点パターンを持った「イタリア史上最高のストライカー」として38年W杯優勝に貢献。

《サッカー人物伝》アデミール・デ・メネゼス(ブラジル)

素早い動きのドリブルと爆発的な加速で相手守備を大混乱に陥れたブラジルのストライカー。高い身体能力、スピード、テクニック、力強いシュートを持ち合わせ、「すべてを備える選手」と言われた。自国開催のW杯では得点王に輝くもマラカナンの悲劇に泣いた。

《サッカー人物伝》シャンドール・コチシュ(ハンガリー)

そこまで大柄ではないものの「黄金の頭」と呼ばれるヘディングの強さ、上手さでゴールを量産。フットワークにも長け、両足を操るテクニックとゲームの流れを読むインテリジェンスで攻撃をリード。「マジック・マジャール」の点取り屋としてその名を馳せた。

《サッカー人物伝》アンドレイ・アルシャヴィン(ロシア)

前線を動き回ってボールを引き出し、スピード溢れるドリブルで相手を翻弄。味方を生かしながら自らもゴールを決め、守備にも貢献した現代フットボールの10番。小柄ながら両足の高い技術でボールを操り、優れたゲームメイクで「ロシアの小皇帝」と呼ばれた。

《サッカー人物伝》スティーヴン・ジェラード(イングランド)

強靱な肉体から放たれるミドルシュートで相手ゴールを脅かしたセントラルMF。ダイナミックな動きと正確な中長距離のパス、激しいタックルで攻守に躍動した。その闘う姿勢とリーダーシップで幾つもの奇跡を起こしたリバプールの英雄。05年CL優勝に貢献。

《サッカー人物伝》シャビ・エルナンデス(スペイン)

卓越した技術とセンス、熟達のプレービジョンでゲームをコントロール。抜群のキープ力から、一瞬の間隙を突くキラーパスでチャンスを生み出した。ポゼッションサッカーを極めた「ティキ・タカ」の心臓として、最強時代を築いたバルサとスペイン代表を支えた。