サイレントノイズ・スタジアム

サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》ディエゴ・フォルラン(ウルグアイ)

 

「驚異の万能フォワード」

アグレッシブな動きで得点機を生み出し、天性の嗅覚と秀でたセンスでゴールを量産したウルグアイのエース。左右両足で強烈なシュートを叩き込み、一瞬のひらめきによるチャンスメイクも天下一品。前線ならどこでもこなせる万能型FWとして、チームに多くの勝利を呼び込んだのがディエゴ・フォルラン( Diego Martín Forlán Corazo )だ。

 

アルゼンチンのインデペンディエンテで頭角を現し、02年に移籍したマンチェスター・ユナイテッドではスーパーサブとしてプレミア優勝に貢献。その後スペインに活躍の場を移し、ビジャレアルアトレティコ・マドリードで2度のピチーチ賞とヨーロッパ・ゴールデンシューに輝く。14年にはセレッソ大阪でもプレーしている。

 

ウルグアイ代表として02年のW杯日韓大会に出場。G/Lのセネガル戦でゴールを挙げた。10年W杯・南アフリカ大会ではチームの大黒柱を務め、大会MVPと得点王(4人共同)の活躍。古豪ウルグアイを10大会ぶりとなるベスト4に導く。翌11年のコパ・アメリカでも主力として6大会ぶり15度目の優勝に貢献した。

この続きはcodocで購入