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サッカーの歴史や人物について

2023-12-28から1日間の記事一覧

《サッカー人物伝》ガブリエル・バティストゥータ(アルゼンチン)

破壊力抜群の右足と、多彩なシュートスキルでゴールを量産、打点の高いヘディングやマークを外す動きも得意とした。強引な突破から、猛々しく長髪をなびかせゴールに迫る勇壮な姿で「レ・レオーネ(獅子王)」と呼ばれた。豪快な「バティ・ゴール」が代名詞。

《サッカー人物伝》リバウド(ブラジル)

長身で「黄金の左足」の異名を持つボールテクニックと鋭いドリブルを武器とし、意外性に溢れたパス&シュートでゲームにファンタジーを生み出した。まさに天才肌の攻撃的MFとして、ペレ、リベリーノ、ジーコと受け継がれたブラジル栄光の10番を背負った。

《サッカー人物伝》ジョゼップ・グアルディオラ(スペイン)

中盤の深い位置から、広い視野と素早い判断力を生かしたパスワークで見る者をうならせ、常に攻撃の起点となった。「ドリームチーム」と呼ばれたヨハン・クライフのバルセロナで、チームの軸(ピボーテ)として活躍。現在は当代きっての名監督として知られる。

《サッカー人物伝》フランク・ライカールト(オランダ)

190㎝、80㎏という恵まれた体格で身体能力も抜群。柔らかいボールタッチ、戦術眼、正確なパスワーク、空中戦の強さなど、多彩な能力を生かしてCBや中盤底のポジションでチームを牽引した。水鳥が跳ねるようなプレーで「ブラック・スワン」と呼ばれる。

《サッカー人物伝》ヴァレリー・ロバノフスキー(ソビエト連邦 / ウクライナ)

科学的アプローチで現代の潮流となったプレッシング戦術を生み出し、70~80年代のソ連リーグを席巻。それまでモスクワのクラブが独占していたタイトルを奪い、ディナモ・キエフを率いて数々の栄冠に輝いたウクライナの知将。ソ連代表監督としても実績を残す。

《サッカー人物伝》ジャチント・ファケッティ(イタリア)

189㎝の長身で快足を飛ばし、大きなスライドで左サイドをダイナミックに攻め上がって、カウンター攻撃の一翼を担った。エレニオ・エレラの「グランデ・インテル “カテナチオ戦術”」 をキーマンとして支え、ネラッズーリの偉大なキャプテンと称された。

《サッカー人物伝》スタンリー・マシューズ(イングランド)

“マシューズ”と名付けられた絶妙なフェイント技で多くのディフェンダーを悩ました「ドリブルの魔術師」。戦前、戦後を通して長く英国の一級選手として活躍しただけではなく、その高潔な人格とフェアプレー精神、規律正しい生活から多くの人から敬愛された。