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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》ガブリエル・バティストゥータ(アルゼンチン)

 

フィレンツェ獅子王

破壊力抜群の右足と、多彩なシュートテクニックでゴールを量産。打点の高いヘディングやマークを外す動きも得意とした。強引な突破から、猛々しく長髪をなびかせゴールに迫る勇壮な姿で「レ・レオーネ(獅子王)」と呼ばれたのが、ガブリエル・バティストゥータ( Gabriel Omar Batistuta )だ。

 

本格的にサッカーへ打ち込んだのが17歳という遅さながら、僅か2年後にはプロデビュー。潜在能力の高さを見せた。22歳でイタリアのフィオレンティーナに移籍し、豪快な「バティゴル(バティ・ゴール)」でたちまちサポーターを魅了、フィレンツェの英雄として市民から絶大な支持を受ける。

 

アルゼンチン代表でもエースストライカーとして活躍、Wカップでは2大会連続でハットトリックを決めた。98年のフランス大会では初出場の日本と対戦。一瞬のミスを逃さない冷静なゴールで、格の違いを見せつけている。

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