「冬の時代の伝道師」
日本サッカーが「冬の時代」と呼ばれた長い低迷期(1970~80年代)を過ごした時代、国内サッカーリーグ(JSL)に大きな足跡を記したのが、ブラジルから来た日系人選手だった。
ヤンマーディーゼルの補強策を端緒とし、ブラジルから助っ人選手が続々来日。海外の情報が少なかった時代にフットボール先進国の技術を持ち込み、当時のサッカー少年たちに小さからぬ影響を与えた。
その中でもネルソン吉村、セルジオ越後、与那城ジョージの3人は、長きにわたり日本サッカーの普及・発展に貢献。「冬の時代の伝道師」として大きな業績を残している。
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