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サッカーの歴史や人物について

2024-01-10から1日間の記事一覧

《サッカー人物伝》ジョアン・アヴェランジェ(ブラジル)

24年間にわたりFIFA会長の座に君臨、サッカー界で大きな影響力を持ち続けた男。水泳のオリンピック代表選手としてキャリアを開始、W杯初優勝に手腕を発揮。優れたビジネス感覚と政治手腕で頭角を現し、非ヨーロッパ系として初のFIFA会長となった。

《サッカー人物伝》アルバロ・レコバ(ウルグアイ)

スピードに乗った高速ドリブルと、左足から放たれる強烈なキックでその名を轟かせた。絶好調時には予測不能なプレーを連発し「左足の独奏者」と呼ばれた。東洋人のように見える風貌から「エル・チーノ(中国人)」の愛称を持つ、ウルグアイのファンタジスタ。

《サッカー人物伝》ラウル・ゴンザレス(スペイン)

左脚のテクニックと豊かなイマジネーションを持ち、多彩な攻撃能力で多くのファンを魅了した。早くからその将来を嘱望され、「スペインの至宝」と呼ばれた男。キャリアを始めたR・マドリードでは、当時クラブ史上最年少となる17歳でデビューを飾っている。

《サッカー人物伝》ジネディーヌ・ジダン ー後編ー(フランス)

レアル「銀河系軍団」の一員となったジダンは、初のチャンピオンズリーグ優勝タイトルを獲得。選手の絶頂期を迎えるが、日韓W杯は屈辱の結果に終わってしまう。一時代表を退くも、ドイツWで復帰。決勝まで勝ち上がるが、頭突きによる退場処分で終幕となった。

《サッカー人物伝》ジネディーヌ・ジダン ー前編ー(フランス)

強靭なフィジカルと抜群のテクニック、高い戦術眼にシュート力も兼ね備え、現代サッカーで必要とされるあらゆる要素を最高レベルで体現したゲームメーカー。“マルセイユ・ルーレット" が代名詞、多くの共通点から「プラティニの後継者」「新将軍」と呼ばれた…

《サッカー人物伝》アレッサンドロ・デル・ピエロ(イタリア)

高いスキルと創造性あふれるプレーでピッチにアートを描き出した「ファンタジスタ」の継承者。ビアンコ・ネロの10番を背負い、ユベントスの黄金期を支えた。得意の「デル・ピエロ・ゾーン」からのゴールは彼の代名詞となり、芸術的なFKも観客を魅了した。

《サッカー人物伝》パトリック・エムボマ(カメルーン)

しなやかな身のこなしから、的確にゴールを捕らえる動きはまさに黒豹。抜群の身体能力と強いフィジカル、そしてテクニックの高さを備え、異次元のプレーで得点を量産したカメルーンのFW。Wカップには2度出場、シドニー五輪では金メダル獲得の立役者となる。

《サッカー人物伝》ルイス・フィーゴ(ポルトガル)

サイドラインを直線的に切り裂く破壊力と、キレ味鋭い切り返しでDFを置き去りにしたドリブラー。創造性とキックの精度、得点能力の高さも持ち合わせ、ポルトガル史上最高の選手の一人と言われた。バルサからレアルへの禁断の移籍は、世間を大いに騒がせた。

《サッカー人物伝》ロナウド(ブラジル)

スピード、テクニック、身体能力、得点感覚と、FWに必要な資質を高い次元で兼ね備えた驚異のストライカー。爆発的な突破とやすやすとゴールを陥れる力で「フェノメノ」と呼ばれた。2度W杯優勝を経験、FIFA最優秀選手とバロンドール賞に何度も輝いている。

《サッカー人物伝》ラモス瑠偉(日本)

20歳の時に来日し、ブラジルスタイルで一時代を築いた読売クラブの象徴的存在となった。89年に帰化を果たし、90年には33歳で日本代表入り。オフト・ジャパンの司令塔としてW杯出場を目指すが、カタールで行われた最終予選で「ドーハの悲劇」に沈んだ。

《サッカー人物伝》ブラジルから来たサムライ(日本)

「冬の時代の伝道師」 ネルソン吉村、セルジオ越後、与那城ジョージ 日本サッカーが「冬の時代」と呼ばれた長い低迷期(1970~80年代)を過ごした時代、国内サッカーリーグ(JSL)に大きな足跡を記したのが、ブラジルから来た日系人選手だった。 ヤンマーデ…

《サッカー人物伝》エドガー・ダーヴィッツ(オランダ)

無尽蔵のスタミナでピッチを駆け回り、攻守に活躍したディフェンシブハーフ。小柄ながら頑丈な身体とフィジカルの強さを持ち、相手に食らいつくような激しいプレースタイルから「闘犬」と呼ばれた。活躍したアヤックスやユベントスではチームを支える心臓と…