「イングランドの貴公子」
中盤右サイドから放たれる精度の高いクロスで、多くのチャンスを演出。プレースキックのスペシャリストとして数々の名場面を生み出し、端正なマスクで世界的人気を誇った「イングランドの貴公子」が、デヴィッド・ベッカム( David Robert Joseph Beckham )だ。
ライアン・ギグス、ポール・スコールズらとともにマンチェスター・ユナイテッドのユース組織で育ち、90年代後半からのクラブ黄金期に中心的な役割を担った。03年にはレアル・マドリードに移籍し「ロス・ガラクティコス(銀河系軍団)」の最後の一員となる。
23歳で出場したWカップ・フランス大会のアルゼンチン戦では、相手の挑発に乗って退場処分。「試合を台無しにした戦犯」と国民からの非難を受けたが、キャプテンとして出場した4年後の日韓大会で雪辱を果たした。
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