サイレントノイズ・スタジアム

サッカーの歴史や人物について

破滅の女神のスキャンダル ラナ・ターナー

 

官能の人気女優

たぐいまれな美貌とファム・ファタールな魅力で殿方を虜にし、40~50年代ハリウッドで活躍した女優のラナ・ターナー。複雑な家庭環境で育ちながら、スカウトされて映画界入り。端役のスタートだったが、豊満な胸を強調したタイトなニット姿で「セーター・ガール」と呼ばれて注目を集める。

 

その後もブロンド髪とグラマラスなボディを武器に、第二次世界大戦中にはピンナップ・ガールとしても人気を博す。46年の映画『郵便配達は二度ベルを鳴らす』では、官能的なヒロイン役が評判を呼び、一流スターの座を確立。ハリウッドで最もギャラを稼ぐ女優となり、大衆文化のアイコンとしてもてはやされた。

 

恋愛遍歴の賑やかさでも知られ、8回の結婚、離婚を繰り返す。また恋多き女としてクラーク・ゲーブルタイロン・パワーヴィクター・マチュアといったスターたちとも浮き名を流した。58年には娘シェリルがラナの愛人を刺殺するという事件が起き、スキャンダルに馴れっこだったハリウッドを騒然とさせている。

この続きはcodocで購入