「スペインの至宝と呼ばれた男」
左脚のテクニックと豊かなイマジネーションを持ち、多彩な攻撃能力で多くのファンを魅了した。早くからその将来を嘱望され、「スペインの至宝」と呼ばれた男が、ラウル・ゴンザレス( Raúl González Blanco )だ。
キャリアを始めたレアル・マドリードでは、当時クラブ史上最年少となる17歳でトップチームデビュー。さっそくレギュラーの座を奪うと、毎年のように大型補強を行う名門クラブにあってチームの象徴であり続けた。
スペイン代表でも新世代のエースとして期待されたラウル。しかし勝負弱さや不運に泣いた代表チームにおいて、Wカップとユーロの大舞台で今ひとつ輝きを見せる事が出来なかった。
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