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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》ロナウド(ブラジル)

 

「世紀をまたいだフェノメノ

スピード、テクニック、身体能力、得点感覚と、FWに必要な資質を高い次元で兼ね備えた驚異のストライカー。爆発的な突破にやすやすとゴールを陥れる決定力で「フェノメノ(怪物)」と呼ばれたのが、ロナウド( Ronaldo Luíz Nazário de Lima )だ。

 

98年のWカップ決勝は不慮の事態でフランスに敗れたが、世紀をまたいだ02年日韓大会で優勝を果たして見事雪辱。06年のドイツ大会では、ゲルト・ミュラーの持つW杯通算最多得点を更新する15ゴールを記録した。

 

02年からは「ギャラクティコ(銀河系軍団)」レアル・マドリードの一員として活躍。度重なる故障で全盛期の走力、突破力は陰を潜めたが、円熟味を増した技で2度目のピチーチ賞(得点王)を獲得している。

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