2024-01-11から1日間の記事一覧
さほど大柄ではないが滞空時間の長いヘディングは「ヘリコプター」と呼ばれた。また強烈なゴールへの意欲と得点力、持ち前の闘争心で「ザ・デリブル(恐怖の男)」「イワン(イバン)雷帝」の異名を持つチリのストライカー。シドニー五輪では銅メダルを獲得。
197㎝80㎏という細身の長身ながら、柔らかいボールタッチと独特のリズムで相手DFを翻弄。トリッキーなプレーで多くのゴールを生み出したナイジェリアのストライカー。金メダルを獲得したアトランタ五輪ではエース兼キャプテンとしてチームを牽引する。
強靱な肉体を持ち空中戦にも強く、守備のポジションならどこでもこなした。ハードマークで鳴らすストッパーとして知られながらスイーパーとしても高い適性を見せ、攻撃の起点にもなった万能型ディフェンダーで「ミスター・インテル」と称されたバンディエラ。
ユーゴスラビアが生んだ最高の名手。スピードと技巧に富んだドリブルで左サイドを突破、鋭く曲がるクロスで多くの得点を演出した。ユーゴの名門ツルベナ・ズベズダ(レッドスター)の左ウィングとして活躍、クラブレジェンド「五大星人」の一人に数えられる。
ペナルティーエリアを大きく飛び出し高いDFラインの背後をカバー。時にはドリブルで敵陣深くに攻め上がり攻撃参加も見せた規格外のキーパー。フィールドプレイヤーを兼ね備えたスタイルはスイーパーGKの先駆的存在。FKやPKも得意とし41得点を記録。
イタリア伝統の攻撃型左サイドバックとして活躍。長身で身体能力にも優れ、安定した守備力でセンターバックも努めた。親子二代でACミランのキャプテンとなり、サッカー界のサラブレッドと呼ばれた。しかしWカップとユーロではタイトルに恵まれなかった。
プラーニチカは1930年代に活躍したチェコスロバキアの名GK。スペインのリカルド・サモラ、オーストリアのルディ・ヒディーンと並び、当時世界最高の名手とされた。準優勝を果たした34年のWカップではFWのネイエドリーとともに、チームを牽引した。
強い筋力とバネを持ち、優れた運動神経でアクロバティックなプレーも難なくこなした。守備から攻撃までを担うオールラウンダーとして、「トータルフットボール」を支える。豊富な運動量でクライフをサポート。同じ名を持つことから「ヨハン2世」と呼ばれた。
左足の強く正確なキックと鋭いフェイントでチャンスを演出し、多くの得点も挙げた。特にフリーキックからの強烈なシュートは相手GKの脅威となり「左足の魔術師」と呼ばれる。分厚い口髭が特徴。足に吸い付くようなフェイント、「エラシコ」を得意技とした。
強靱なフィジカルと豊かなスピードを持ち合わせ、ダイナミックな突破から相手ゴールを陥れた。ブンデスリーガでは3度得点王を獲得、その活躍でバイエルンに多くのタイトルをもたらす。2年連続でバロンドール賞に輝き「ミスター・ヨーロッパ」と称えられた。