「レッドスターの魔法使い」
ドラガン・ジャイッチ( Dragan Džajić )は、ユーゴスラビアが生んだ最高の名手。スピードと技巧に富んだドリブルで左サイドを突破し、鋭く曲がるクロスで多くのチャンスを作った。
ユーゴスラビアの名門、ツルベナ・ズベズダ(レッドスター・ベオグラード)の左ウィングとして60年代から70年代にかけて活躍。クラブに大きな功績を残したレジェンド「五大星人」の一人に数えられる。
ユーゴ代表として、68年の欧州選手権(イタリア開催)準優勝に貢献。準決勝のイングランド戦では高いテクニックで相手守備陣を翻弄し、「マジック・ドラガン」と賞賛された。74年のWカップでも2次リーグ進出に大きな役割を果たしている。
この続きはcodocで購入