「プラハの猫」
フランティシェク・プラーニチカ( František Plánička )は、1930年代に活躍したチェコスロバキアの名ゴールキーパー。スペインのリカルド・サモラ、オーストリアのルディ・ヒディーンと並び、当時世界最高の名手とされた。
172㎝と小柄ながら驚異的な反応と果敢なプレーで、強豪スラビア・プラハのゴールを守り「プラハの猫」と呼ばれる。クラブでは9回のリーグ優勝、6回のカップ戦制覇に貢献。生涯出場した試合は1,200以上にのぼるという。
34年のワールドカップ・イタリア大会では、得点王に輝いたオルドリッヒ・ネイエドリー( Oldřich Nejedlý )とともにチームを牽引。キャプテンとして、チェコスロバキアを準優勝に導いている。
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