イタリア伝統の攻撃型左サイドバックとして活躍。長身で身体能力にも優れ、安定した守備力でセンターバックも務めた。親子二代でACミランのキャプテンとなり、サッカー界のサラブレッドと呼ばれたのが、パオロ・マルディーニ( Paolo Cesare Maldini )だ。
ファケッティ、カブリーニと続いたアズーリ左サイドバックの系譜を受け継ぎ、このポジションで世界最高の称号を得た。世界屈指の守備文化を持つカルチョの国でも、その存在は際立っていたとされる。
バンディエラを貫いたACミランで数々のタイトル獲得に貢献したが、4回出場したWカップと3回出場したユーロでは、ついに優勝を手にすることはなかった。
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