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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》レネ・イギータ(コロンビア)

 

「常識を超えた守護神」 

ペナルティーエリアを大きく飛び出し、高いDFラインの背後をカバー。時にはドリブルで敵陣深くに攻め上がり、攻撃参加も見せた規格外のキーパーが、レネ・イギータ( José René Higuita Zapata )だ。

 

フィールドプレイヤーを兼ね備えたスタイルは、スイーパーGKの先駆的存在とされる。FKやPKも得意とし、GKながら41得点を記録。ロジェリオ・セニホセ・ルイス・チラベルトホルヘ・カンポスなど攻撃型キーパーに大きな影響を与えた。

 

曲芸師のような「スコーピオン・キック」でスタンドを沸かせ、90年W杯ではコロンビアのベスト16進出に貢献。しかしカメルーン戦ではいつもの飛び出しからボールを奪われ、ロジェ・ミラのゴールを許すという失態を演じている。

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