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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》ボビー・ムーア(イングランド)

 

「ザ・キャプテン」 

鉄壁の守りで「サッカーの母国」イングランドをWカップの地元優勝に導き、常に冷静さを失わない姿勢と高いリーダーシップで「キャプテンの中のキャプテン(サ・キャプテン)」と称えられたプレイヤーが、ボビー・ムーア( Robert Frederick Chelsea Moore )だ。

 

ディフェンダーとしては決して大柄ではなく、身体能力にも秀でていた訳ではないが、ゲームの読みに優れ的確なポジショニングとコーチングでDFラインを統率。1対1の場面では、鋭いタックルで相手の突破を阻止した。またロングキックの名手と知られ、正確なフィードで攻撃の起点となった。

 

そしてウェストハムでも22歳でキャプテンとなり、16年間チームを牽引、中堅クラブに初タイトルをもたらす。代表では出場した108試合のうち91試合でキャプテンを務め、そのフェアプレー精神や誠実な人柄は、国民の信頼と尊敬を集めた。

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