「Jリーグで輝いた星人」
脅威のテクニックと自在なパスワークでピッチを支配。さらには正確なフリーキックやシュートなど、フィニッシャーとしての才能も発揮した。その技巧的なプレーで旧ユーゴスラビアの中心を担った選手が、ドラガン・ストイコビッチ( Doragan Stoikovic )だ。
シンプルなパス回しと巧みなボールコントロールでゲームを組み立て、相手が寄せてくれば変幻自在なドリブルでかわし、広い視野での大きなサイドチェンジで相手守備陣を一瞬で混乱に陥れた。そのロングパスの精度の高さに、観客はため息をつくばかりだった。
しかし選手としての全盛期に大きな故障やクラブのスキャンダル、祖国の紛争に見舞われ、失意のうちにヨーロッパを離れて来日。そしてJリーグの名古屋グランパスで輝きを取り戻して、世界レベルの技を日本のファンに披露した。
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