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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》ギジェルモ・スタービレ(アルゼンチン)

 

「ワールドカップ初代得点王」

1930年のウルグアイ大会から始まったFIFAワールドカップ。その初代得点王となったのが、アルゼンチンのストライカー、ギジェルモ・スタービレ( Guillermo Antonio Stábile )だ。

 

圧倒的なスピードと天性のセンスを持ち、いつの間にか相手ゴール前に現れることから「エル・フィルトラドール(侵入者)」の異名をとった。第1回W杯のメキシコ戦でハットトリックを達成。アルゼンチンは準優勝に終わったものの、4試合で8得点を挙げて得点王に輝く。

 

W杯の活躍によりイタリアのジェノアへ移籍、欧州でも絶大な人気を誇った。引退後は指導者の道に進み、アルゼンチン代表監督に就任。南米選手権優勝6回の輝かしい実績を残している。

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