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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》ファン・ロマン・リケルメ(アルゼンチン)

 

「クラシック・テン」 

組織戦術の駒としてスピードやハードワークが求められる現代サッカーで、独特の存在感を見せたクラシックタイプの10番。動きの少ない古風然としたスタイルで “恐竜” と揶揄されながら、一撃必殺のスルーパスと異次元のボールキープ力で魅了したのが、ファン・ロマン・リケルメ( Juan Román Riquelme )だ。

 

ボカ・ジュニアーズの司令塔として3度コパ・リベルタドーレスを制覇、2000年のトヨタカップではクラブ世界一にも輝く。02年に移籍したバルセロナで不遇を味わうが、ビジャレアルに移り輝きを取り戻した。

 

Wカップには06年ドイツ大会に出場。O/A枠で出場した08年の北京オリンピックでは、チームをまとめる存在として2大会連続の金メダル獲得に寄与している。

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