「伝説となった亡命者」
頑丈な身体と敏捷性を備え、パワフルなシュートを武器としたインサイド・フォワード。50年代バルセロナに数々の栄光をもたらし、クラブの伝説となったプレイヤーが、ラディスラオ・クバラ( Ladislao Kubala Stecz )だ。
24歳で東欧から亡命。その後入団したバルセロナでは、アグレッシブなプレーとボールテクニックでカタルーニャのサポーターを魅了した。そしてチームを4度のリーグ制覇、5度のカップ優勝、フェアーズカップ(UEFAカップの前身)連覇に導き、クラブで絶大な人気を誇った。
Wカップの出場はなかったが、生まれ故郷のハンガリー、移住したチェコスロバキア、亡命先のスペインと、異なった3ヶ国で代表キャップを刻むという異色の経歴を持つ。
この続きはcodocで購入