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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》パトリック・ヴィエラ(フランス)

 

ガナーズロングマン 」 

192㎝の高さと手足の長いリーチ、強靱なフィジカルで中盤底に立ちはだかった守備的MF。抜群の身体能力で相手の攻撃を止め、正確な配球で前線へと展開。またダイナミックな攻め上がりから自らも得点を決めた「世界最高のボランチ」が、パトリック・ヴィエラ( Patrick Vieira )だ。

 

若手だったACミラン時代に燻るも、移籍したアーセナルで持ち前の才能を発揮。優れた身体能力とテクニック、高い戦術眼で攻守に活躍し、ガナーズのキーマンとなった。03-04シーズンにはインヴィンシブルズ(無敗の王者)の中核として重要な役割を果たしている。

 

フランス代表では98年W杯制覇とユーロ2000優勝に貢献。01年のコンフェデレーションズカップでは、日本との決勝戦で優勝を決める得点を挙げた。02年日韓W杯では屈辱のG/L敗退を喫するが、06年ドイツW杯では代表復帰したテュラムマケレレと共に強固な守備網を築き、リーダーとしてチームを準優勝に導いた。

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