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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》アルフレッド・ディ・ステファノ(アルゼンチン/スペイン)

 

「レアルの王様」

あらゆる能力をハイレベルで備え、フィールドを支配した史上最高のフットボーラー。破壊的な得点力、中盤でのゲームメイク、守備能力の高さなど、オールラウンダーとしてのプレーで「1人トータルフットボール」を演じたと言われたのが、アルフレッド・ディ・ステファノ(Alfredo Stefano Di Stéfano Lauthe)だ。

 

1940年代に南米を席巻したリーベル・プレート、「ラ・マキナ」の若きエースとして活躍。その後コロンビアのミジョナリオスを経て、スペインのレアル・マドリードへ移籍。「レアルの王様」としてリーグ優勝8回、チャピオンズカップ5連覇などの50~60年代黄金期を築き、2度のバロンドールにも輝く。

 

アルゼンチン代表として、1947年の南米選手権に出場。6試合6得点の活躍でチームを大会3連覇に導いた。そのあとコロンビア代表やスペイン代表でもプレーしたが、ついにワールドカップの大舞台に立つことはなかった。

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