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サッカーの歴史や人物について

《サッカー人物伝》フレドリック・ユングベリ(スェーデン)

 

「北欧のセクシーフットボーラー」 

圧倒的な加速力を活かしたドリブル突破を持ち味とし、決定力の高さでFWやセカンドトップもこなした攻撃のユーティリティープレーヤー。縦横無尽にピッチを駆け回り、アグレッシブな働きで局面を打開。何拍子も揃った攻撃的スタイルで「世界最高峰のアタッカー」と呼ばれたのが、 フレドリック・ユングベリ( Karl Fredrik Ljungberg )だ。

 

スウェーデンのハルムスタッズで名を上げ、ベンゲル監督に見込まれてアーセナルへ移籍。黄金期を築いたガナーズ攻撃陣の一翼を担い、03-04シーズンの無敗優勝に大きく貢献。その全力プレーは派手な見た目とともに強烈なインパクトを残し、ファンからの絶大な人気を誇った。キャリアの晩年にはJリーグ清水エスパルスでもプレーしている。

 

スウェーデン代表ではヘンリク・ラーションズラタン・イブラヒモビッチとともに攻撃陣を牽引し、02年W杯と06年W杯、ユーロ04のグループリーグ突破に貢献。キャプテンを務めたユーロ08では、肋骨を骨折しながらも3試合に出場した。

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