2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
市井に生きる人々を情緒あふれるタッチで描き出し、「詩情豊かな映像の詩人」と呼ばれた映画界の巨匠。また雄大な風景をバックにした西部の物語とアクションを生み出した「西部劇の神様」でもある。ジョン・ウェインとの名コンビで数々の傑作を世に送り出し…
詩人や作家として、映画監督として、そして前衛芸術家として、過激な問題作で宗教界や資本主義社会を挑発し続けた。だが75年に退廃的な性を描いた作品『ソドムの市』を撮り終えた直後、彼の惨殺死体が海岸で発見されるというショッキングな出来事が起きる。
日本映画の黄金期に、巨匠監督ととも輝いた大女優。その気品ある佇まいと清潔感あふれる人柄、そして生涯独身だったことから「永遠の処女」とも呼ばれた。そして42歳で銀幕から姿を消すと、注目されることを避けて隠遁生活を送り、生きながら伝説の人となる。
監督としては長編処女作の『市民ケーン』がピークとなり、俳優としては31歳の時に演じた『第三の男』のハリー・ライムを超える役を演じることはついになかった。この歴史に残る二つの名作の呪縛から生涯逃れることが出来きず、虚像に包まれた余生を送った。
クエンティン・タランティーノ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のモチーフとなっていたシャロン・テート事件。この映画にはシャロン・テートの夫、ロマン・ポランスキー監督も登場していたが、出番は少なくその扱いもどこか冷淡だった。
『カサブランカ』『ガス燈』『汚名』など、40年代ハリウッドの名作で知られる大女優。彼女は気品ある輝きと知性あふれる美貌を持ち、気高く清純なイメージで世界を魅了した女優だった。だが世間を騒がす不倫スキャンダルで、ハリウッドから姿を消すことにな…
生涯で8度にわたる結婚・離婚を繰り返し、そのたびに世間を騒がしてきたハリウッド女優のエリザベス・テイラー。その彼女の3番目の夫となったのが、ハリウッドで「山師」と呼ばれていたマイク・トッドである。この時リズ25歳、マイク48歳の年の差婚だった。
ハリウッドの伝統的な美人女優。華やかだった映画黄金時代の香りを漂わせ続け、波瀾万丈の人生を貫いた。一方、私生活では賑やかな恋愛遍歴でも知られ、7人の男と計8回の結婚を繰り返し世間を騒がすなど、常に周囲の注目を浴びながら時には批判も受けてきた。
1950(昭和25)年に始まった「ミス日本」。第1回大会の優勝者となったのは、「日本一の美女」と謳われた当時19歳の山本富士子さんだった。全国から700人近い応募が集まる中、彼女の美貌と品性は際立っており、満場一致でグランプリに輝いている。
アカデミー賞受賞など華々しい経歴を誇る一方、ハリウッドの「裏切り者」として、晩年まで批判の声が絶えなかった映画人。赤狩り旋風に抗しきれず進歩派から転向。仲間を共産主義者として認める証言を行ない、保身を図ったことから、「密告者」と批判される。
「妖精」ヘプバーン 53年『ローマの休日』で演じたエレガントでチャーミングなプリンセス役が世界を魅了し、一躍人気者となったオードリー・ヘプバーン。 その後も『麗しのサブリナ』、『昼下がりの情事』、『ティファーニーで朝食を』、『シャレード』など…
史上最低の監督と呼ばれるエド・ウッドは、1950年代、主に低予算のスリラーやSFの自主映画を撮ってい男。映画に対する姿勢は大真面目なのに、実際の出来上がりはツッコミ満載。だが何があってもへこたれず、その奇妙で倒錯した楽観主義が愛される理由だ。
全国選手権優勝6回など高校サッカー界の名将として知られた小嶺忠敏さんが、肝不全により長崎市内の病院で死去した。享年76歳だった。その50年あまりの指導の中で、大久保嘉人、高木琢也、三浦淳寛、永井英樹、勝矢寿延、徳永悠平、平山相太ら代表級・・
今月の6日、1970年代から1980年代にかけてハリウッドで活躍した俳優バート・レイノルズが心不全で亡くなった。享年82歳。彼はシルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーが出現するまで、アクションを得意とした肉体派俳優の・・
『ラストタンゴ・イン・パリ』『1900年』『ラストエンペラー』などで知られた、イタリア映画界の巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が26日ローマの自宅で死去、享年77歳だった。ベルトルッチ監督は1941年3月16日、イタリアのパルムに生まれ・・
『新幹線大爆破』などで知られる映画監督の佐藤純彌さんが、多臓器不全による衰弱で9日死去したことが発表された。かなりの愛煙家で知られ、医者の忠告も聞かずに亡くなる前日まで吸い続けていたらしい。享年86歳だった。佐藤さんは1932年11月・・・
アメリカの歌手で女優だったドリス・デイさんが13日、肺炎のためカルフォルニア州内の自宅で亡くなった。アルフレッド・ヒッチコック監督『知りすぎた男』で演じた母親役。彼女がこの映画で歌った『ケ・セラ・セラ』は、ハスキーで張りのある歌声が評価・・
邦画全盛期に数多くの名作映画へ出演するなどの活躍で知られた昭和の大女優、京マチコさんが12日心不全のため東京都内の病院で死去した。享年95歳。数人の友人らが立ち会い14日には葬儀が行なわれたそうだ。大阪府出身で、49年に少女歌劇団を経て・・
『鉄道員(ぽっぽや)』や『ホタル』など、高倉健さんとのコンビで多くの秀作を生んだ降旗康男(ふるはた やすお)監督が、20日の午前に肺炎のため東京都内で死去した。享年84歳。降旗さんは1934年8月19日、長野県松本市浅間温泉に誕生した。・・
映画『イージー・ライダー』などで知られる米俳優、ピーター・フォンダさんが16日、肺がんによる呼吸不全のためロサンゼルスの自宅で死去した。享年79歳。40年ニューヨーク生まれで、63年に映画デビュー。父親は名優のヘンリー・フォンダ、妹に・・・
21日未明、宍戸錠さんと連絡が取れない事を心配した家族が、独り暮らしをしているマンションを訪れ、室内で倒れているのを発見。119番通報したが、現場ですでに死亡しているのが確認された。死因は病死とみられる。宍戸錠さんは日大芸術学部在籍中の・・
ハリウッド黄金期を飾った往年の名俳優、カーク・ダグラスさんが、5日にロサンゼルスの自宅で死去したことが伝えられた。尖った顎の窪みが特徴的なダグラスさん、多くの西部劇や史劇など娯楽作で演じたタフガイぶりがサマになる人気俳優だった。長男は・・・
スウェーデンの巨匠イングマル・ベルイマン作品の主演や、『エクソシスト』のメリン神父役で知られる俳優のマックス・フォン・シドー氏が、8日にフランスで死去したことが伝えられた。1929年4月10日にスウェーデン南部のルントで生まれたシドー・・・
肺がんにより余命宣告を受けながら最後まで映画を撮り続けた大林宣彦監督が10日の午後7時23分東京都内の自宅で死去した。息を引き取る前の昼には窓の外の八重桜を眺めながら家族と会話を交わしていたそうだ。享年82歳。大林さんはCMディレクター・・
18日の報道で、フランス往年の名優ミッシェル・ピコリさんが、5月12日に脳卒中で亡くなっていたことが伝えられた。享年94歳。元妻は歌手のジュリエッタ・グレコ。独特な見た目で人間くさい男を演じ、その個性が長らくフランスの映画界で重宝された・・
映画音楽を代表するイタリアの作曲家、エンニオ・モリコーネ氏が6日ローマ市内の病院で亡くなった。先月末に転倒して大腿骨骨折、入院中の死去だった。享年91歳。モリコーネ氏は1928年11月10日、イタリア・ローマの生まれ。サンタ・チェチリア・・
『時代屋の女房』や『ペコロスの母に会いに行く』などで知られた森﨑 東監督が16日午後10時15分、脳梗塞のため神奈川県茅ヶ崎市内の病院で死去した。6月24日に意識不明となり入院、小康状態が続いたが16日に夜帰らぬ人となった。享年92歳・・・
米映画『風と共に去りぬ』のメラニー役などで知られるハリウッド女優、オリビア・デ・ハビランドさんが、7月26日にパリの自宅で亡くなった。死因は自然死、(老衰)享年104歳だった。今年の2月に103歳で亡くなったカーク・ダグラスさんとともに・・
『無頼』シリーズなどの日活アクション映画や、『大都会』『西部警察』シリーズなどテレビ史に残るアクションドラマで活躍、「石原軍団」を率いた俳優の渡哲也(本名・渡瀬 道彦)さんが10日、肺炎のため都内の病院で死去したことが石原プロモーション・・
歌手マドンナさん主演の『エビータ』などで知られるイギリスの映画監督アラン・パーカーさんが31日に死去した。近年は闘病生活を送っていた、享年76歳。パーカーさんは1944年2月14日に、ロンドン近郊のアイリントンで生まれている。60年代・・・